最新情報:
2016年4月19日 (stop情報)
更新履歴:
2015年11月10日
国名:
ミャンマー(ビルマ)
対象者:
ピョーピョーアウン(女性)、リンテッナイン(男性)
期限:
2016年5月19日
配信日:
2016年4月19日
UA No:
252/2015

学生活動のリーダーであるピョーピョーアウンさんとリンテッナイン(別名ジェームズ、アウンタンジン)さんは、全ての起訴が棄却されたため、4月8日に釈放された。

ピョーピョーアウンさんと夫リンテッナインさんは学生活動のリーダーで、全ビルマ学生連盟(ABFSU)のメンバーだが、二人に対する起訴が全て棄却されたため、4月8日に釈放された。前日には、新政権ができる限りはやく全ての良心の囚人を釈放するために働きかけると公表していた。

全ビルマ学生連盟の事務局長のピョーピョーアウンさんは、2015年3月10日に逮捕されて以来収監されていた。逮捕の直前には、警察は、バゴー地域のレパダウンでの学生による大規模な平和的抗議活動を力で弾圧していた。学生らは、学問の自由を制限すると考えられている新しい国民教育法に反対していた。ピョーピョーアウンさんはじめ多くの参加者が、抗議活動に関連した犯罪容疑で起訴された。さらに、ピョーピョーアウンさんは後に、学生運動のリーダーとして、2014年11月から2015年3月までの間に平和的な抗議活動を無許可で主導したなど複数の容疑で起訴され、最高で13年の刑を受ける可能性があった。

夫のリンテッナインさんは、全ビルマ学生連盟の中央執行委員会のメンバーで、数ヶ月の逃亡生活ののち、2015年11月3日に逮捕された。彼も昨年3月の抗議活動に参加したとして起訴されていた。妻と同様に2014年11月から2015年3月までの間に行われた平和的な抗議活動が許可なしで行われたことについて、起訴されており、9年以上もの刑を受ける可能性があった。

ピョーピョーアウンさんとリンテッナインさんはそもそも収監されるようなことはやっていない。アムネスティは、ビルマの良心の囚人全員が釈放されるようキャンペーンを続けていく。

このアクションは終了しました。皆さまのご協力に感謝いたします。