- 最新情報:
- 2017年9月30日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2017年7月 6日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- 記者3人(男性)
- 期限:
- 2017年10月30日
- 配信日:
- 2017年7月 6日
- UA No:
- 159/2017
3人のジャーナリストが、紛争中のシャン州北部で記者活動をしていただけで拘束され、最長で3年の刑を受ける可能性がある。彼らは、職務を遂行しているだけで囚われている「良心の囚人」であり、即時、無条件に釈放されなければならない。
3人は、イラワディ紙の記者ラウィウェンさん(39才)、ビルマ民主の声の記者エーナイさん(53才)とピェーポウンアウンさん(24才)で、国際麻薬乱用・不正取引防止デーの薬物焼却の儀式を取材するために、武装集団のタアン国民解放軍(TNLA)が支配する地域に入っていた。6月26日に軍の検問所で逮捕され、その後起訴された。タアン国民解放軍に接触したのが不法結社禁止法に違反するとされた。有罪なら最長で3年の刑を受ける。他にも4人が逮捕された。逮捕された他の4人については、アムネスティは身元を把握していないが、地元メディアによれば、そのうちの1人は、その後起訴を取り下げられ、釈放されたという。
ジャーナリストらは、現在シポー刑務所に勾留されている。ラウィウェンさんは、心臓の持病を抱え定期的な投薬を必要としている。エーナイさんも健康不安を抱えている。審問は、7月11日にシポー郡裁判所で予定されている。
- 最新情報:
- 2017年9月30日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2017年7月 6日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- 記者3人(男性)
- 期限:
- 2017年10月30日
- 配信日:
- 2017年9月30日
- UA No:
- 159/2017
ミャンマー国軍が一部、容疑者や囚人への対応を変更するという声明を出した。その後、不当に拘束されていた「良心の囚人」である、ラウィウェインさん(イラワディ誌の記者)、エーナイさん(ビルマ民主の声)、ピェーポウンアウさんの3人の不当な起訴が取り下げられ、9月1日、釈放された。
ミャンマー国軍は公式声明の中で、国益を守り、国民と共に歩むため起訴の取り下げを決定した、と発表した。9月15日には、裁判所が起訴棄却に動いた。
3人はこの6月、国際麻薬乱用・不正取引防止デーの薬物焼却の儀式を取材するために、同国北部に入った。そこで活動する少数民族武装集団のタアン国民解放軍とたまたま接点を持ったことが、「違法な接触」だとして、逮捕・起訴された。
記者らは、あくまで記者としての業務を遂行していただけであり、投獄どころか起訴そのものがありえないことだった。
アムネスティは今後もミャンマーで拘束されている良心の囚人の釈放キャンペーンを続けます。
本件への皆様のご支援に感謝いたします。ありがとうございました。