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イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
イスラエル:パレスチナ議員の行政拘禁再更新

最新情報:
2018年11月 5日 (更新情報)
更新履歴:
2018年7月14日 (更新情報)
2018年1月26日 (更新情報)
2017年10月12日 (更新情報)
2017年8月12日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
ハリダ・ジャーラル(女性)
期限:
2018年12月14日
配信日:
2018年11月 5日
UA No:
187/2017

イスラエルは10月25日、パレスチナの議員、ハリダ・ジャーラルさん(55才)に対する、起訴も裁判もない行政拘禁を更新した。この更新が3度目で、ジャーラルさんは、さらに4カ月間、行政拘禁される。

2019年2月28日に満了する予定だが、その時点での更新も軍判事によって審理されるはずだ。更新を審理する聴聞会の日程はまだ決まっていない。
ジャーラルさんは、2017年7月2日にイスラエルのハシャロン刑務所に勾留され、7月12日に行政拘禁命令を受けた。それ以降、2017年12月31日、2018年6月17日、10月25日と3回更新された。1つの命令での行政拘禁は、最長で6カ月だが、イスラエルの軍法では更新は何度でもできる。従って来年2月末に釈放されるという保証はない。

彼女は現在、行政拘禁されている唯一のパレスチナ女性だ。彼女が副理事長だったパレスチナの人権団体、アッダミールによると、ハシャロン刑務所にいる彼女と他のパレスチナ女性の囚人たちは9月6日から抗議行動を始めた。房内での動きや、他の場所での料理や洗たく、運動などをする様子を監視カメラで撮られていることに対する抗議だ。57日間、監房に留まり、フォラ(刑務所の庭でのレクレーションの時間)をボイコットしてきた。しかし、当局の報復を受け、家族との面会ができなくなった。

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追加情報

ハリダ・ジャーラルさんは、パレスチナの議員であり、パレスチナの土地をイスラエルが占領していることやパレスチナ部隊がイスラエル部隊と治安協力していることを率直に批判してきた。ジャーラルさんは人権団体のアッダミール協会の理事で、「国際刑事裁判所フォロー・アップのためのパレスチナ高等国家委員会」の任命委員をしている。数十年間、パレスチナの囚人やその家族の権利を擁護する取り組みを続けてきた。

この取り組みのために、当局から嫌がらせや脅迫を受けてきた。イスラエル当局は、1998年から彼女を渡航禁止にしている。その禁止措置は、深刻な慢性疾患についてヨルダンで医療検査・治療を受けるために、2010年、2、3日間、解除されただけだ。イスラエル当局は、繰り返しジャーラルさんは治安上の問題人物だと主張してきた。しかし、2015年4月まで、当局は彼女を何らかの罪状で起訴したことはなかった 彼女は、2015年4月2日、ラマッラーの自宅でイスラエル軍兵士に逮捕され、行政拘禁された この行政拘禁命令について、同月15日の審理で、軍検察は、ジャーラルさんはパレスチナ解放人民戦線(PFLP)という非合法政党への加入、イスラエル軍兵士誘拐の教唆など12の罪があるとした。このような罪を彼女は、強く否定し、弁護団も法的にも事実としても根拠がないと主張していた。公平な裁判のための国際基準を満たさないイスラエルの軍事法廷での不公平な裁判の後、兵士誘拐の教唆を含む罪状4件によりハリダ・ジャーラルさんは有罪となった。彼女は、14カ月間、服役し、2016年6月3日、執行猶予5年で釈放された。

目撃者たちによると、2017年7月2日の午前4時頃に、およそ50人の武装したイスラエル軍兵士が被占領西岸地区ラマッラーにある自宅に踏み込み、彼女を逮捕したという。また、その襲撃で兵士たちはハリダ・ジャーラルさんの電話やタブレット、コンピューターのハードディスクドライブを押収した。彼女は起訴も裁判もないまま1年余りハシャロン刑務所に行政拘禁されている。彼女をハシャロン刑務所に移送したことは国際人道法違反である。被占領地域の被拘禁者は当該地域内に拘禁されねばならず、占領権力の領域内であってはならないからだ。

行政拘禁は表向き、治安に著しくかつ差し迫った危険をもたらす人を拘禁するための例外的措置として導入されたものだ。しかし、イスラエル当局は、十分な証拠がない犯罪容疑者を逮捕、起訴、訴追する刑事司法制度の代替手段として、あるいはまったく罪のない人を拘禁するために、行政拘禁を利用している。1回の命令での拘禁期間は、最長6カ月だが、無制限に更新可能で、拘禁されているパレスチナ人の中には、言論・結社の自由の権利を平和的に行使しただけでイスラエルによって行政拘禁された良心の囚人がいると、アムネスティは考える。

パレスチナの人権組織であるアッダミールによると2018年9月時点で、イスラエルによって起訴や裁判のないまま行政拘禁されている人びとは、未成年者3人とパレスチナ立法評議会議員2人を含む465人だった。

アクションしてください。

英語またはヘブライ語でイスラエル当局への以下の内容を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • ハリダ・ジャーラルさんと行政拘禁されているその他すべての人びとが、国際的に認知された刑事犯罪で迅速に訴追され、公平な国際裁判基準に沿った手続きで裁かれるのでなければ、彼らを釈放すること。
  • 行政拘禁を停止するための措置を直ちに講じること。
  • 刑務所の状態について抗議したことで囚人、被拘禁者たちを罰しないこと。

宛先
Minister of Defence (イスラエル国防相)
Avigdor Leiberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.il,pniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940
書き出し:Dear Minister

Commander of the IDF – West Bank (イスラエル国防軍西岸地区司令官)
Major-General Roni Numa
GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877
Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741, +972 2 530 5724
書き出し: Dear Major-General Roni Numa

コピーの宛先
Minister of Public Security (イスラエル公安大臣)
Gilad Erdan
Kiryat Hamemshala
PO Box 18182
Jerusalem 91181, Israel
Fax: +972 2 584 7872
Email:gerdan@knesset.gov.il
書き出し: Dear Minister

駐日イスラエル国大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
特命全権大使:ヤッファ・ベンアリ 閣下
Her Excellency Ms. Yaffa Ben-Ari

要請例文

Avigdor Leiberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you release Khalida Jarrar and all other administrative detainees or promptly charge them with an internationally recognizable criminal offense and try them in proceedings that adhere to international fair trial standards.

I urge you to take immediate steps to end the practice of administrative detention.

Lastly I request you not to punish prisoners and detainees for protesting their prison conditions.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

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