- 最新情報:
- 2019年7月13日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2019年5月31日
- 国名:
- 米国
- 対象者:
- スコット・ウオレン
- 期限:
- 2019年8月13日
- 配信日:
- 2019年5月31日
- UA No:
- 069/2019
人道支援ボランティアのスコット・ウオレンさん(36才)は昨年1月、自宅があるアリゾナの砂漠の町アホで、非正規移民2人に食料や水などを与えるなどしたことが違法だとして逮捕された。その後、「不法入国者をかくまう」など3つの容疑で告発され、5月29日から裁判が始まる。当局は、告発を取り下げ、人道支援を犯罪扱いするのをやめるべきだ。
今回の告発は、人権活動家としてのウオレンさんの権利に対する政治的侵害だ。
ウオレンさんと、共に活動する移民支援団体「ノー・モア・デス」は、移民や庇護を求める人びとを砂漠での不慮の死から守り、その生存権を保護する人道的支援をしている。
メキシコとの国境沿いの地域で、人道支援団体、宗教心ある地域社会など多くのグループや個人が、その生きる権利が危機にさらされている移民や庇護希望者の支援に長年、取り組んできた。国が、このような人道支援活動を法律で取り締まるのは、法律の乱用であり、人権の侵害だ。即刻、やめるべきだ。
国は、移民・難民を人道支援する人たちにその自由な活動を保障すべきだ。人道支援を犯罪とみなすのは、人権そのものへの攻撃である。
- 最新情報:
- 2019年7月13日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2019年5月31日
- 国名:
- 米国
- 対象者:
- スコット・ウオレン(男性)
- 期限:
- 2019年8月13日
- 配信日:
- 2019年7月13日
- UA No:
- 069/2019
不法入国者をかくまったなどとして告発された人道支援ボランティアのスコット・ウオレンさん(36才)の陪審員裁判が6月11日に終わった。陪審員は、合議の評決に至らず、7月2日、検察側は11月12日に再度審理することを決めた。
ウオレンさん(36才)は昨年1月、アリゾナの砂漠の町アホで、非正規移民2人に食料や水などを与えたことなどが、「不法入国者をかくまった」隠避と共謀などの容疑に問われた。全容疑が有罪なら20年の刑になった。
陪審員裁判は、5月29日に始まり6月11日に終わったが、全会一致の評決ができなかった。
検察側は、司法取引を申し出たが、ウオレンさんが受け入れたかどうかは不明だ。検察側は、容疑をすべて取り下げるという選択肢もあったが、隠避のみ取り下げ、11月に再度審理する決定を下した。有罪なら10年の刑になる。
今後もウオレンさんの支援を続けますが、本UAは、今回で終了です。これまでのご協力に感謝いたします。引き続き、他の形でのウオレンさんの支援をよろしくお願いいたします。