最新情報:
2020年1月29日 (stop情報)
更新履歴:
2019年11月11日
国名:
ウズベキスタン
対象者:
ナフォサット・オロシュクロヴァ(女性)
期限:
2020年2月29日
配信日:
2020年1月29日
UA No:
139/2019

ウズベキスタンのブロガーで人権擁護活動家のナフォサット・オロシュクロヴァさんが、12月28日に収容先の精神障がい者施設から釈放された。デモ行進を撮影中に拘束され、自殺のおそれがあるとして3カ月間、施設に収容されていた。合法的な人権擁護活動への報復としての自由のはく奪であり、精神障害施設への強制収容だった。このようなことは、決して許されてはならない。

オロシュクロヴァさんは人権を擁護する立場から、これまでもフェイスブックにデモ参加者と警官隊の様子、関係者らへのインタビュー記事などを投稿していた。今回も9月にデモを撮影していたときに、警官に暴力的に拘束された。

収容された施設は拘置所ではなく、「治療目的」での精神障がい者施設だった。当初は2カ月間だったが、検察の要求を受けた裁判所は、さらに1カ月、12月27日までの入院延長を言い渡していた。その上、自由の身になった後も、経過観察を義務付けられている。

ウズベキスタン当局は、オロシュクロヴァさんに人権擁護活動の自由の権利を保証すべきだ。同時に、本人が望みもしない「治療」を決して強制してはならない。

このUAに関するアクションは、これで終わります。要請文を送付してくださった方がたに感謝いたします。ありがとうございました。