最新情報:
2021年4月22日 (stop情報)
更新履歴:
2019年11月26日
国名:
ブルンジ
対象者:
記者ら5人(男女)
期限:
2021年5月23日
配信日:
2021年4月22日
UA No:
149/2019

取材活動が「犯罪未遂」罪にあたるとして収監されていた記者4人が昨年12月24日、大統領恩赦で釈放された。1年2カ月ぶりの自由だった。4人は当初、共謀して国の治安に脅威を与えた容疑で取り調べを受けていた。

数少ない独立系メディアIwacuに所属する4人の記者は、2019年10月22日に逮捕された。北西部ブバンザ県で治安部隊と武装グループ間であった衝突の取材で現場に入ったところだった。事前に取材許可を取っていた。翌年1月、治安の脅威共謀罪より軽微な共謀未遂の罪で2年半の実刑を受けた。何の証拠も示せなかった検察側の狙いは、4人の取材活動を取り締まることにあったと思われる。これは、ブルンジの憲法と国際法に違反する行為だ。

Iwacuは、ブルンジで活動を続ける数少ない独立系報道機関だ。ンクルンジザ大統領(当時)が3選出馬を決めた2015年4月、多くの市民が、大統領の在任を制限する規定違反だとして抗議の声を上げた。この時以来、記者、人権活動家、反政府派への弾圧が続いてきた。

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