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パキスタン:
パキスタン:大気汚染に首相が対応約束

最新情報:
2020年1月17日 (stop情報)
更新履歴:
2019年12月 3日
国名:
パキスタン
対象者:
期限:
2020年2月17日
配信日:
2020年1月17日
UA No:
153/2019

カーン首相は昨年11月末、大気汚染問題で記者会見を開いた。パンジャブ州の大気汚染は「沈黙の殺人者」との認識を示し、専門家の提言に基づく計画案を発表した。アムネスティは、問題解決に向けた政府の姿勢と意欲を歓迎するとともに、今後、政府が大気汚染の解消にどう取り組むのか、引き続き監視していきたい。

同国では11月と12月は「スモッグの季節」と呼ばれるが、昨年もこの期間、人口が密集するパンジャブ州は、深刻な大気汚染に見舞われ、戸外では呼吸困難になり、呼吸器疾患の患者が増え、学校は休校を余儀なくされた。

首都ラホールの大気質指数は、11月21日の午後1時に598という殺人的な数値に達した。この数値は、汚染度を示す6段階の第6レベル「300以上(健康に危険)」の中でも極度に危険であることを意味する。

同じ11月21日、アムネスティはラホール市民の命を守るため、パキスタン政府に早急の対応を求めるUA(緊急行動)を世界に呼びかけた。

この呼びかけが、世界のメディアの目に留まった。ニューヨーク・タイムズ、TIME、BBC、ニューズウィーク、ワシントンポストなどが取り上げ、「深刻な大気汚染の中、国は市民の健康危機への対応を怠ってきた」と批判した。

「緊急行動」開始から9日後の11月30日、カーン首相が記者会見を開いた。首相は、大気汚染対策を説明し、「危機は必ず克服する」と意気込んだ。同席した気候変動担当大臣は、「全土で空気は澄み、緑が豊かで、持続可能な社会づくりに取り組む。特に大気汚染と気象変動への取り組みを約束する」と語った。

国のトップが「問題に対処する」と約束したことは、歓迎したい。しかし、大気汚染は相変わらず、「(健康に)良くない」から「非常に良くない」のレベルに留まったままだ。

政府が今後、約束した対策をどこまで実行するのか、しっかり監視を続けていく。

このUAに関するアクションは、これで終わります。要請文を送付してくださった方がたに感謝いたします。ありがとうございました。

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