- 最新情報:
- 2020年8月25日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年2月17日
- 国名:
- ベナン
- 対象者:
- イグナス・ソッソウ(男性)
- 期限:
- 2020年9月25日
- 配信日:
- 2020年2月17日
- UA No:
- 008/2020
調査報道ジャーナリストのイグナス・ソッソウさんは昨年12月24日、検察官の発言を引用したツイートがハラスメント罪にあたるとして、実刑18カ月と20万CFAフラン(約36,000円)の罰金刑を受け、現在、控訴している。
検察官の発言は、フランスのメディア会社が主催する会議でされたものだった。ソッソウさんは、このツイートで検察官に告訴され、昨年12月20日に令状もなく逮捕された。本人立ち合いのもとで家宅捜索を受け、携帯電話が押収された。4日後、出廷したソッソウさんは、ツイートを投稿したことは認めたが、検察官に対する嫌がらせは否定した。しかし、有罪判決を下され、直ちに控訴し、控訴審の日程待ちだ。
彼への有罪宣告はツイートという表現の自由の権利の不当で恣意的な侵害であり、彼は即時無条件で釈放されるべきだ。
ベナンでは、デジタル法が施行されて以来、この2年で、少なくとも17人のジャーナリスト、ブロガー、活動家らが起訴された。デジタル法にあるいくつかの条項は、抑圧的で、表現の自由とメディアの自由の権利を侵害する。同国では、表現の自由の権利が抑圧され、過度の制限が加えられる風潮にあることが懸念される。
当局は、国際人権義務に従い、ジャーナリスト、ブロガー、活動家、人権擁護者などの権利の尊重・保護・促進こそ、進めなければならない。
- 最新情報:
- 2020年8月25日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年2月17日
- 国名:
- ベナン
- 対象者:
- イグナス・ソッソウ(男性)
- 期限:
- 2020年9月25日
- 配信日:
- 2020年8月25日
- UA No:
- 008/2020
検察官の発言をツイートしてハラスメント罪で実刑18カ月を受け、半年間、収監されていたジャーナリストのイグナス・ソッソウさんが、6月24日に釈放された。控訴裁判所が5月19日、刑期12カ月の減刑と執行猶予6カ月の措置を取ったからだ。
釈放後、ベナンのアムネスティ支部事務所を訪れたソッソウさんは、次のように語った。「アムネスティのアクションや動員全てが、釈放に道を開いてくれた。収監中、面会に来た弟が、アムネスティが自分を支援している活動のチラシを持ってきてくれた。この活動を知って、俄然、頑張る気になった。みなさんにお礼を言いたい。当初から支援してくれて本当にありがとう」
ソッソウさんは昨年12月、メディア主催の会議で検察官の話を聞いてその発言の一部をツイートしたのだが、このツイートがハラスメント罪にあたるとして有罪判決を受け収監されていた。
ベナンでは、デジタル法の施行以来、この2年で少なくとも17人のジャーナリスト、ブロガー、活動家らが起訴された。デジタル法にあるいくつかの条項は、市民の発言に過度に抑圧的で、表現の自由とメディアの自由の権利を侵害するとして懸念されている。
このUAに関するアクションは、これで終わります。要請文を送付してくださったみなさまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
英語でUAを読む