最新情報:
2020年8月25日 (stop情報)
更新履歴:
2020年2月17日
国名:
ベナン
対象者:
イグナス・ソッソウ(男性)
期限:
2020年9月25日
配信日:
2020年8月25日
UA No:
008/2020

検察官の発言をツイートしてハラスメント罪で実刑18カ月を受け、半年間、収監されていたジャーナリストのイグナス・ソッソウさんが、6月24日に釈放された。控訴裁判所が5月19日、刑期12カ月の減刑と執行猶予6カ月の措置を取ったからだ。

釈放後、ベナンのアムネスティ支部事務所を訪れたソッソウさんは、次のように語った。「アムネスティのアクションや動員全てが、釈放に道を開いてくれた。収監中、面会に来た弟が、アムネスティが自分を支援している活動のチラシを持ってきてくれた。この活動を知って、俄然、頑張る気になった。みなさんにお礼を言いたい。当初から支援してくれて本当にありがとう」

ソッソウさんは昨年12月、メディア主催の会議で検察官の話を聞いてその発言の一部をツイートしたのだが、このツイートがハラスメント罪にあたるとして有罪判決を受け収監されていた。

ベナンでは、デジタル法の施行以来、この2年で少なくとも17人のジャーナリスト、ブロガー、活動家らが起訴された。デジタル法にあるいくつかの条項は、市民の発言に過度に抑圧的で、表現の自由とメディアの自由の権利を侵害するとして懸念されている。

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