- 最新情報:
- 2020年10月22日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年2月12日
- 国名:
- カメルーン
- 対象者:
- セルジュ・ブランコ・ナナ(男性)
- 期限:
- 2020年11月22日
- 配信日:
- 2020年2月12日
- UA No:
- 009/2020
野党カメルーン・ルネッサンス運動の党員として活動するセルジュ・ブランコ・ナナさんは、無許可デモに参加したとして他の党員とともに逮捕され、勾留中に拘置所内の暴動を扇動したとして反乱罪で2年の刑を受け、服役中だ。取り調べで激しい暴力を受けて負傷した上に、治療が受けられない事態が続いている。
前回の大統領選で現職に敗れたモーリス・カムト氏が党首を務めるカメルーン・ルネッサンス運動は、昨年1月の総選挙で多数の不正があったとして、抗議デモを呼びかけた。これに対して、デモは無許可だとして治安部隊が出動し、ナナさんはじめ100人以上が逮捕された。
7月、ナナさんら未決囚も収容される刑務所で反乱が起こった。英語圏の分離主義者と野党員が、過密状態、裁判の遅延、劣悪な環境に抗議して刑務所構内を占拠したのだ。ナナさんは、首謀者の一人とみなされ、翌月、2年の実刑判決を受けた。取り調べでは、数時間にわたり、殴打や電気ショックなどの拷問を受け、大けがを負った。
収監後も体の痛みを訴えたが、治療は受けられなかった。今年2月1日、家族がナナさんに面会を申し込んだが、拒否された。ナナさんは、独房で鎖につながれているようだった。
カメルーンは、拷問や残虐、非人道的あるいは品位を傷つける扱いを禁じる国際条約に加盟している。また、同国の憲法や刑法でも、拷問など人の尊厳と人格を損なう扱いを禁じている。
- 最新情報:
- 2020年10月22日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年2月12日
- 国名:
- カメルーン
- 対象者:
- セルジュ・ブランコ・ナナ(男性)
- 期限:
- 2020年11月22日
- 配信日:
- 2020年10月22日
- UA No:
- 009/2020
勾留中に拘置所内の暴動を扇動したとして反乱罪で2年の刑を受け、服役中のセルジュ・ブランコ・ナナさんが、怪我の治療を受けられるようになった。家族との面談も認められるようにになった。
野党「カメルーン・ルネッサンス運動」の党員として活動していたナナさんは昨年1月、無許可デモに参加したとして他の党員とともに逮捕された。同年7月、ナナさんら未決囚も入る刑務所で、過密で劣悪な監房や遅れる裁判などに抗議する未決囚らによる、構内占拠事件が起こった。ナナさんは、占拠の首謀者の一人とみなされてしまい、同年8月、2年の実刑判決を受けた。取り調べでは、殴打や電気ショックなどの拷問で大けがを負ったが、その後、治療を受けることができなかった。家族との面会も認められてこなかった。
このUAに関するアクションは、一旦、終わります。要請文を送付してくださったみなさまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
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