- 最新情報:
- 2020年10月 6日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年4月 1日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- 女性2人、男性1人
- 期限:
- 2020年11月 6日
- 配信日:
- 2020年4月 1日
- UA No:
- 030/2020
ネイザートゥンさん(女性)、キンチョーナインさん(女性)、ミンゾーさん(男性)が、ネイザートゥンさんの弟で元子ども兵士のアウンコートゥエさんの起訴に対し抗議したことで1年から1年半の刑を言い渡された。不当な起訴に声を上げるのは、表現・集会の自由の権利であり、この正当な権利の行使だけで逮捕されることは、あってはならない。3人とも即時、無条件で釈放されるべきだ。
アウンコートゥエさんは、子どものとき国軍兵士に拉致され、無理やり兵士にされた。数年前、その経験を報道関係者に話したことから、2018年1月に起訴されてしまった。これに対し、ネイザートゥンさんら3人を含む約15人が裁判所前に集まり、アウンコートゥエさんに対する不当な起訴に抗議し、起訴を認めた裁判長を批判した。
その後、3人は、「社会の害となる発言」と「暴動を引き起こす挑発行為」の容疑で起訴された。キンチョーナインさんとミンゾーさんは、憲法書を踏みつけたとして連邦紋章法違反の容疑でも起訴された。昨年12月、3人はいずれの容疑でも有罪判決を受け、1年から1年半の刑を言い渡された。現在は、ヤンゴンの刑務所に収監されている。
3人は、アウンコートゥエさんの不当な起訴に抗議しただけだ。表現の自由に基づく抗議で実刑判決を受け、収監されたのは、あまりにも不当だ。
- 最新情報:
- 2020年10月 6日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年4月 1日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- ネイザートゥンさん(女性)、キンチョーナインさん(女性)、ミンゾーさん(男性)
- 期限:
- 2020年11月 6日
- 配信日:
- 2020年10月 6日
- UA No:
- 030/2020
有罪判決を受けて服役していたネイザートゥンさん(女性)、キンチョーナインさん(女性)、ミンゾーさん(男性)が、刑期を短縮されて釈放された。3人は昨年5月から6月にかけて、ネイザートゥンさんの弟が、子どもの時に兵士にさせられた体験を公にして起訴されたことに抗議して逮捕され、昨年末、1年から1年半の刑を言い渡され、服役していた。
3人は、4月初旬から中旬にかけて、真面目な態度や総選挙に合わせた恩赦、新年(ミャンマーの新年は4月なかば)に合わせた大統領恩赦で刑期の短縮を受け、釈放された。
3人の刑期が短くなったのは歓迎すべきだが、そもそも3人は、表現・集会の自由の権利を行使しただけで何の罪も犯していない。3人を「社会の害となる発言」や「暴動を引き起こす挑発行為」の容疑で起訴したことが、国際法違反であり、不当だった。
このUAに関するアクションは、これで終わります。要請文を送付してくださったみなさまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
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