- 最新情報:
- 2020年10月22日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年10月 6日 (更新情報)
- 2020年7月23日
- 国名:
- マレーシア
- 対象者:
- 清掃員5人(男女)
- 期限:
- 2020年11月22日
- 配信日:
- 2020年7月23日
- UA No:
- 093/2020
6月2日、病院清掃会社の待遇に抗議する従業員の集会が、警察の介入を受け、解散させられた。労働者が抗議しているのは、組合員への不当な取り扱いや感染防護具の不足などだった。集会に参加した社員のうち5人が、無許可の集会を開いたとして、逮捕、拘禁、起訴された。この逮捕は、集会の自由の権利の侵害にあたり、すべての起訴を取り下げるよう内務大臣に求める。平和的な抗議活動により逮捕・拘禁されるようなことがあってはならない。
5人は、M. Sarasvathy (女性)、L. Danaletchumy (女性)、V. Santhiran (女性)、 P. Jothi (男性)、 C Subramaniam Raja (男性)。
抗議集会に参加した人の中には病院職員もいる。彼らが問題視するのは、院内の清掃員に対する扱いだ。具体的には、感染防護具の不足、組合で活動する社員に対する脅迫、以前の下請け業者との包括的合意の破棄、給料や有給休暇日数の据え置きなどだ。会社側は、これらの申し立ては事実ではないとしている。
5人の参加者は、逮捕後、一晩拘置され、法廷では足に鎖をつけられていた。このような扱いは、拷問に相当する非人道的で品位を傷つける処遇とみなされる。被告たちは大規模集会を禁止する感染防止法違反に問われており、有罪なら、1000リンギット(約25,000円)の罰金と実刑6カ月、またはそのいずれかが科されるおそれがある。
平和的集会の自由の権利を抑圧する口実としてコロナ危機を利用してはならない。感染拡大の危機において、病院で働く人たちは、感染リスクを冒して仕事に従事している。政府は、彼らの権利を保護すべきであり、彼らを処罰するようなことがあってはならない。
- 最新情報:
- 2020年10月22日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年10月 6日 (更新情報)
- 2020年7月23日
- 国名:
- マレーシア
- 対象者:
- 清掃員5人(男女)
- 期限:
- 2020年11月22日
- 配信日:
- 2020年10月 6日
- UA No:
- 093/2020
無許可の集会を開いたとして罪に問われている清掃会社の従業員5人の容疑が、まだ取り消されていない。彼らが訴えている不当な処遇や不十分な感染防護具こそが問題だ。逮捕や起訴は、集会の自由の権利の侵害にあたる。平和的な抗議活動での処罰は不当であり、直ちに容疑を取り消すべきだ。
5人は、M. Sarasvathy (女性)、L. Danaletchumy (女性)、V. Santhiran (女性)、 P. Jothi (男性)、 C Subramaniam Raja (男性)。
抗議集会に参加した人の中には病院職員もいる。彼らが問題視するのは、院内の清掃員に対する扱いだ。具体的には、感染防護具の不足、組合で活動する社員に対する脅迫、以前の下請け業者との包括的合意の破棄、給料や有給休暇日数の据え置きなどだ。会社側は、これらの申し立ては事実ではないとしている。
5人の参加者は、逮捕後、一晩拘置され、法廷では足に鎖をつけられていた。このような扱いは、拷問に相当する非人道的で品位を傷つける処遇とみなされる。被告たちは大規模集会を禁止する感染防止法違反に問われており、有罪なら、1000リンギット(約25,000円)の罰金、もしくは実刑6カ月、またはその両方が科されるおそれがある。
平和的集会の自由の権利を抑圧する口実として新型コロナ危機を利用してはならない。感染拡大の危機において、病院で働く人たちは、感染リスクを冒して仕事に従事している。政府は、彼らの権利を保護すべきであり、彼らを処罰するようなことがあってはならない。
- 最新情報:
- 2020年10月22日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2020年10月 6日 (更新情報)
- 2020年7月23日
- 国名:
- マレーシア
- 対象者:
- 清掃員5人(男女)
- 期限:
- 2020年11月22日
- 配信日:
- 2020年10月22日
- UA No:
- 093/2020
「無許可の集会」の罪で起訴された5人の活動家をめぐる司法手続きで、マレーシア・ペラ州の州都イポーの治安判事は10月2日、5人の拘束を解く決定をした。組合員の弁護人は、今後の見通しとして組合員たちは、起訴されることはないだろうという見方を示した。
病院の清掃を担当する清掃会社組合員の5人は、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、清掃会社から提供される感染防護具や会社の待遇に改善を求めて6月2日、抗議のピケを張った。この行為が、「無許可の集会」にあたるとして逮捕された。
弁護人は、裁判所に提出した文書の中で、「ピケは、感染拡大を受けて成立した移動制限法の対象とはならない」と主張した。同法の対象は「経済、社会、文化、スポーツ、リクリエーションに関わる集会」であり、雇い主の特定の対応に対する抗議に基づく今回のピケは、この規定に当てはまらないとした。また、他の法律が規定する禁止行為でもないとも申し立てた。裁判所はこの主張を受け入れ、釈放を認めた。
拘束を解かれたのは、M. Sarasvathy (女性)、L. Danaletchumy (女性)、V. Santhiran (女性)、 P. Jothi (男性)、 C Subramaniam Raja (男性)の5人。
このUAに関するアクションは、これで終わります。要請文を送付してくださったみなさまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
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