最新情報:
2020年9月25日 (stop情報)
更新履歴:
2020年7月10日
国名:
グアテマラ
対象者:
期限:
2020年10月25日
配信日:
2020年9月25日
UA No:
095/2020

賃金が支払われないまま解雇された病院の従業員46人に8月初旬、賃金が支払われた。グアテマラ人権監察事務所が、支払いを履行するよう関係当局に働きかけていた。

国立インダストリアルパーク臨時病院は、新型コロナウイルス患者を受け入れるため、3月下旬に建てられた。

5月の初めから、従業員らは、契約書の不在、雇用条件、労働環境などに不満の声を上げていた。6月5日には、46人のスタッフがそれまでの賃金が支払われないまま解雇された。6月9日、アムネスティは、病院当局に対し賃金の即時支払いと解雇理由の説明を求めた。人権監察事務所も、保健省に対し、同様の申し立てをした。

これに対して、前保健大臣は、全員を再び雇用すると説明した。現在のところ、5人が契約書に基づき再雇用され、19人は契約書がないまま職場に復帰した。

今回、46人全員の支払いが確認され、保健大臣も代わった。人権監察事務所は、臨時病院で働く500人全員の労働条件の改善を要求している。国の会計報告によると、インダストリアルパーク臨時病院は、人員や能力不足のため予算の2%も使っていなかった。

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