最新情報:
2022年6月 7日 (stop情報)
更新履歴:
2022年1月31日
国名:
イエメン
対象者:
ルーク・サイモンズ(男性)
期限:
2022年7月 7日
配信日:
2022年6月 7日
UA No:
004/2022

Luke Symons4月24日、イエメンでフーシ派当局に拘束されていた英国人ルーク・サイモンズさんが、他の外国人13人とともに釈放された。サイモンズさんは2017年4月、イエメン南西部の検問所で、「英国のパスポートを所持」 という理由だけで係員に拘束され、起訴も裁判もないまま5年間も拘置されていた。

4月24日、オマーン外務省は、「イエメンのフーシ派当局に拘束されていたサイモンズさんを含む外国人の釈放手続きを進め、4月24日に14人をサヌアからオマーンの首都マスカットに移送した」という声明を出した。

長期の拘置期間中、劣悪な環境に置かれ、サイモンズさんの健康状態は悪化するばかりだった。今年1月初めに面会した妻は、「心身ともに健康状態が悪化し、大変心配しています」と話していた。また、親族によると、当局はスパイの疑いをかけながらその証拠を示さず、サイモンズさんを訴追し、拘束を続けた。また、拷問や虐待による自白を迫られ、最後の4カ月間は独房生活を強いられたという。

この5年間、サイモンズさんの家族、地元の英国国会議員代表、アムネスティなどが、サイモンズさんの拘束の不当性と即時釈放を訴え続けてきた。

サイモンズさんの家族からは、「ルーク(・サイモンズ)の釈放を求めてずっと活動してきてくれたことに心より感謝します」というメッセージが届いた。

サイモンズさんの釈放を求めるUAに参加していただいたすべての皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

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