最新情報:
2025年2月26日 (stop情報)
更新履歴:
2023年12月29日
国名:
アンゴラ
対象者:
活動家4人(男性)
期限:
2025年3月26日
配信日:
2025年2月26日
UA No:
115/2023

2025年1月6日、活動家のアドルフォ・カンポスさん、アブラアン・ペドロ・サントスさん、ジルソン・モレイラさん、エルメネジルド・ヴィクトル・ジョゼさんの4人が、昨年12月25日の大統領恩赦で釈放された。4人は2023年9月にデモに参加しようとしたところを逮捕され、その後、証拠もなく「不服従と命令への抵抗」の罪で2年5カ月の実刑判決を言い渡されていた。

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2023年9月16日、4人はアンゴラの首都ルアンダでオートバイタクシー運転手への連帯を示す平和的なデモに参加する直前に逮捕された。逮捕から3日後、4人は「命令への抵抗と不服従」の罪で2年5カ月の実刑判決を受けた。弁護人は判決に対して上訴と不服申し立てをしたが、いずれも裁判所に却下された。拘留中、サントスさん以外の3人は体調を崩し、必要な治療を受けられなかったため、病の悪化に苦しめられた。

アムネスティは、一昨年末から4人の釈放を求めて精力的に活動をしてきた。2回の緊急行動(UA)とアンゴラの国内外で釈放を訴える取り組みをしてきた。緊急行動は、4人に対する当局の対応の不当性を訴え、世界中の個人や団体が、4人の釈放を求めて立ち上がるきっかけになり、彼らの声が国を動かし、昨年12月の大統領恩赦につながったと言える。

4人の一人サントスさんは次のようなメッセージをアムネスティに送ってきた。「妻は、刑務所での面会に来るたびに、アムネスティからのメッセージを持ってきてくれた。アムネスティが妻を通じて私にメッセージを送ってくれるたびに、『自分はひとりではない』と自分を奮い立たせた。そして、自分に言い聞かせた。遅かれ早かれ、アムネスティが私を刑務所から釈放してくれるだろうと。そして今、私は自由になったのです...」

この緊急行動はこれで終わります。要請文を送付してくださった皆様に深く感謝いたします。

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