映画「それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~」

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ストーリー

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サッカーボールを銃に持ち替えた青年
非暴力を貫きカメラで記録し続けた青年
戦争のなかに生きる若者たちを追ったドキュメンタリー

2011年に始まった「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の波。その影響を受け、シリアでも2人の青年が立ち上がった。サッカーのユース代表チームでゴールキーパーとして活躍していた当時19歳の青年バセットは、そのカリスマ性から若者を惹きつけ、平和を訴えるシンガーとして民主化運動のリーダーになっていく。彼の友人で、有名な市民カメラマンである24歳のオサマは、デモの様子を撮影し、インターネットで公開することで、民主化運動を広げようとする。バセットは歌で、オサマは映像で、それぞれ非暴力の抵抗運動を先導していたものの、2012年2月、政府軍の容赦ない攻撃によってホムスで170人もの市民が殺害されたのを機に、バセットと仲間たちは武器を持って戦い始める。彼らはなぜ闘い続けるのか、生きることとは、戦争とは、ふるさととは...。シリアの民主化運動の中で生きている人々を、すぐ近くから撮り続け、その"リアル"を映し出した命懸けのドキュメンタリー。

  • サンダンス映画祭2014 ワールド・シネマ ドキュメンタリー部門 グランプリ
  • ジュネーブ国際人権映画祭2014 グランプリ
  • バルセロナ国際ドキュメンタリー映画祭2014 ベストドキュメンタリー賞
  • アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭2013 オープニング作品
  • サンフランシスコ国際映画祭2014 審査員特別賞

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film 、 Ventana Film、NHK、SWR 、SVT、TSR、CBC他
シリア/2013年/89分/アラビア語(日本語字幕)/ドキュメンタリー
原題:The Return to Homs
配給:ユナイテッドピープル
後援:認定NPO法人難民支援協会、認定NPO法人難民を助ける会
協力:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

※本映画の劇場公開売上、市民上映会売上の1%は、シリア支援を行っている団体へ寄付されます。(2017年まで)

上映スケジュール

料金:当日一般1,500円、学生1,300円、シニア1,100円、UPLINK会員1,000円
特別鑑賞券発売中!1,300円