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ラトビア:権利を掲げ、偏見と闘う

2007年6月 3日
国・地域:ラトビア
トピック:LGBTと人権
6月3日、欧州各地のアムネスティ・インターナショナルの会員は、社会に蔓延している敵意と差別に苦しんでいるラトビアのレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)の人びととともにリガ・プライド行進に参加する。アムネスティは、ラトビア当局がプライド行進に際して警察による十分な警備態勢を確約し、不寛容の風潮を助長せず多様性への尊重を目ざすために指導力を発揮するよう要請する。

「今年のリガ・プライドは、LGBTの団体に対して集会と表現の自由の権利を尊重することによって、ラトビアが欧州北東部における変化の先駆けとなる絶好の機会である」と、アムネスティのラトビア調査員であるアンダース・ダールベックは語った。

「警察がリガ・プライド行進の参加者を十分に保護し、政府が同性愛への嫌悪を表わすような発言を自制するならば、ラトビア当局は過去から教訓を学んだこと、またすべての人びとの人権を保証する意志があることを示すことができる。」

ラトビア国内のLGBTの団体(Mozaika)によって組織されるリガ・プライドには、スウェーデンの大臣および欧州各国の議員や欧州議会議員が参加する。

2005年と2006年、ラトビアのLGBT団体が主催した行事は十分な警察の保護が受けられず、参加者は反対派のデモ活動者によって罵られ、また身体的な攻撃も受けた。アムネスティはラトビア当局に対して、LGBTの人びとによる集会の権利の尊重と保護、および同性愛を嫌悪する発言やLGBTの人びとに対する嫌悪を挑発するような発言の自制を繰り返し要請してきた。

アムネスティはリトアニア、ポーランド、ロシア当局に対しても同様の要請を伝え、各国当局がLGBTの人びとに対する不寛容の風潮を助長していること、LGBTの団体が主催する行事を妨害していること、また有力な政治家らが同性愛への嫌悪を示す言葉を使用していることに懸念を表明した。

過去において、東欧の各地でLGBTの人びとによる集会の権利は脅迫にさらされてきた。先週の日曜日にモスクワで開催されたLGBTの行事の際には、LGBT活動家数人が反対派によって殴られ、数人がロシアの法執行官によって拘束された。今年の5月21日、リトアニアにおけるLGBTの人びとへの寛容を呼びかける行事は当局によって禁止された。ここ数年の間、LGBTの行事はポーランド、ルーマニア、モルドバなどにおいても襲撃を受け、また禁止されたこともあった。

下記もご覧ください:Poland and Latvia: Lesbian, Gay, Bisexual and Transgender Rights in Poland and Latvia (AI Index: EUR 01/019/2006) http://wweb.amnesty.org/library/index/engeur010192006

AI Index: EUR52/003/20072007年6月3日
 

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