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ルーマニア:同性愛差別の改憲国民投票に「待った!」

2018年9月27日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ルーマニア
トピック:LGBTと人権

ルーマニアでは、憲法上の夫婦の定義を「配偶者」から「男女」へと変更することの是非を、10月7日、国民投票で問うことになっている。もし、婚姻関係が男女のみに適用されれば、同性愛者らへの人権の侵害であり、同性愛者への嫌悪が拡大することが懸念される。

アムネスティは9月14日、LGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、インターセックス)の権利擁護に取り組む2つのネットワーク団体と共同で、法的な対抗措置に踏み切った。国民投票で憲法改正が認められれば、今後、同性婚の保障が不可能となりかねない。現在ルーマニアでは、同性カップルの結婚が認められないだけでなく、同性カップルをパートナーとして法的に認める制度もない。

共同行動団体の一つ、ILGAヨーロッパの弁護士は、次のように話す。「法の下ですべての人は人権そして同等の保護を保障されている。しかし、もし憲法が改正されれば、同性愛への嫌悪を助長し、欧州法や国際法に違反することになり、人権での後退を余儀なくされる。また、婚姻関係に基づかない家族にとって、深刻な影響をもたらすことになる」。

背景

9月11日、上院議会で憲法改正法案が通過したことを受け、憲法裁判所は向こう5日間で夫婦の定義変更の合憲性について、最終的な検討を行う。

今回の国民投票では、憲法第48条第1項の「夫婦」の定義を「配偶者」から「自由意志の下に合意した男女」へ変更することの是非を問う。提案者らは、この国民投票は「伝統的な家族」の支持・不支持を問うものだとしている。

アムネスティ国際ニュース
2018年9月14日

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