- 2019年1月10日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:ガンビア
- トピック:
ガンビアで1月7日、真実和解補償委員会の初の公聴会が開かれた。公聴会の開始は、正義、真実、補償を果たすための重要な一歩であり、過去の組織的な人権侵害との決別を目指す国の強い意志を示すものである。
委員会は、今後の公聴会で得られる証言や情報にもとづき、真実の解明とその公表を行い、長年、人権侵害を受けてきた被害者に対する正義と説明責任の実現に向け寄与することが期待される。同国では、22年に渡るヤヒヤ・ジャメ前大統領政権下で、多数の市民が人権侵害を受けていた。
国が市民社会と協力し、全地域を巻き込み、委員会をできるだけ開かれたものにすることで、証言を希望するすべての被害者が公の場で自由に発言できる機会が得られるであろう。
背景
委員会は昨年10月5日、ジャメ前大統領政権下で行われた人権侵害疑惑を調査する目的で発足した。公聴会は今年1月7日、首都バンジュールで始まった。
アムネスティ国際ニュース
2019年1月7日
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