
- 最新情報:
- 2016年4月 7日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年1月14日 (更新情報)
- 2015年10月21日
- 国名:
- ミャンマー
- 対象者:
- チョーサンディートゥンさん(女性)
- 期限:
- 2016年5月 7日
- 配信日:
- 2015年10月21日
- UA No:
- 228/2015
ビルマ(ミャンマー)で、フェイスブックに軍を風刺した記事を載せたため女性(24才)が逮捕された。良心の囚人だ。直ちに無条件釈放を要求する。
チョーサンディートゥンさんは、フェイスブックに記事を投稿したせいで、10月12日、ヤンゴンで逮捕された。その記事は、軍服に似た色の服を着ている野党の指導者アウンサンスーチーさんとミーアンフライン最高司令官の名前を出していた。チョーサンディートゥンさんは「司令官がそんなにスーチーさんを好きなら、彼女のロンジー(訳注:下半身に着用する伝統衣装)を頭に巻けばいい」と書いた。
保守的で男性優位な社会では、男性が女性の衣類を頭にまとうことは、侮辱的と考えられる。
今のところ、チョーサンディートゥンさんが、いかなる法律を根拠に逮捕されたのか不明だ。NGOとメディア関係者は、2014年電子商取引法34(d)条違反ではないかと憶測している。この法は2014年に修正され、500万から1000万チャット(3400から7800米ドル)の罰金、もしくはそれが払えない場合には3年の実刑としている。チョーサンディートゥンさんの支持者たちは、アムネスティに対し、警察の発表どおり、2013年電気通信法66条違反で取り調べられているものと思われると伝えてきた。有罪となれば、最高3年の実刑である。確実な情報によると、10月14日、警察はチョーサンディートゥンさんを、名誉棄損で取り調べている。その場合、刑法500条違反で2年の実刑となるかもしれない。
逮捕後、チョーサンディートゥンさんは、イェヤルワディ地区のマウビン刑務所に移され、現在そこに収監されている。まだ、弁護士との交通はない。10月27日に次の法廷が開かれる。
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追加情報
ビルマでは、インターネットそのものの普及はいまだ低いが、その中でも、フェイスブックは、大部分のネット利用者や活動家、政府関係者、マスコミ関係者の間で広く利用されている。10月14日、平和活動家のパトリッククンジャーリーさんが、フェイスブックで軍を批判し、ヤンゴンで逮捕された。現在、ヤンゴンの警察に収監されている。アムネスティは、表現の自由へのこのような取り締まりを憂慮している。
国連の人権宣言19条では、平和的手段による表現の自由は保障される権利であると宣言しているにもかかわらず、ビルマ政府当局は、人権活動家や平和活動家を逮捕し実刑に処している。アムネスティは、表現の自由を制限したり平和的集会を禁止している数多くの法律について憂慮している。

- 最新情報:
- 2016年4月 7日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年1月14日 (更新情報)
- 2015年10月21日
- 国名:
- ミャンマー
- 対象者:
- チョーサンディートゥンさん(女性)
- 期限:
- 2016年5月 7日
- 配信日:
- 2016年1月14日
- UA No:
- 228/2015
ビルマ(ミャンマー)で24歳の女性がフェイスブックで軍を嘲笑する投稿をしたとして6カ月の刑を言い渡された。彼女は良心の囚人であり、即時、無条件に釈放されなければならない。
昨年の12月28日にチョーサンディトゥン(別名チッタミー)さんはビルマ南部のエーヤワディー地域にあるマウビン郡裁判所で6カ月の刑を言い渡された。この判決は電気通信法に基づいており、同法第66条(d)では、「通信網を利用して、人に対して強要、脅迫、制限、侮辱、攪乱、不当威圧を行うこと」に対し、3年以下の刑を科すことができる。また、彼女は刑法第500条でも名誉毀損で起訴されていたが、これは棄却された。
10月12日にチョーサンディートゥンさんはフェイスブックでシェアした投稿により逮捕された。野党のアウンサンスーチー党首が軍服、とりわけミンアウンライン上級大将の軍服と似た色のロンジー(一種の腰巻)を履いている写真を載せ、コメントには「それほど彼女が好きなら、彼女のロンジーも頭に巻けばいい」とあった。ビルマの保守的な男性社会では、男性が女性の服を頭にまとうことは侮辱とされる。
チョーサンディートゥンさんは、ビルマ最大の都市のヤンゴンで逮捕され、エーヤワディー地域のマウービン刑務所に移され、現在そこに収監されている。
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追加情報
ビルマでは、インターネットそのものの普及はいまだ低いが、その中でも、フェイスブックは、大部分のネット利用者や活動家政府関係者マスコミ関係者の間で広く利用されている。
10月14日、平和活動家のパトリックフムヤリーさんが、フェイスブックで軍を批判し、ヤンゴンで逮捕された。現在、ヤンゴンの警察に収監されている。アムネスティは、表現の自由へのこのような取り締まりを憂慮している。
国連の人権宣言19条では、平和的手段による表現の自由は保障される権利であると宣言しているにもかかわらず、ビルマ政府当局は、人権活動家や平和活動家を逮捕し実刑に処している。アムネスティは、このような表現の自由を制限したり平和的集会を禁止している数多くの諸法について憂慮している。
- 最新情報:
- 2016年4月 7日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年1月14日 (更新情報)
- 2015年10月21日
- 国名:
- ミャンマー
- 対象者:
- チョーサンディートゥン(女性)
- 期限:
- 2016年5月 7日
- 配信日:
- 2016年4月 7日
- UA No:
- 228/2015
活動家のチョーサンディートゥンさんが3月30日に6カ月の刑を終えて釈放された。彼女はビルマ(ミャンマー)軍を嘲笑する投稿をフェイスブックでしたために、収監された。
チョーサンディートゥンさんはエーヤワディ地域にあるマウービン郡刑務所から3月30日に出所した。軍のミンアウンライン上級大将を嘲笑する投稿をフェイスブックにしたために、6カ月の刑を言い渡された。彼女は昨年の12月12日にヤンゴンで逮捕され、電気通信法の第66条(d)に基づいて、同月28日に有罪判決を言い渡された。この法律では、「通信網を利用して、人に対して強要、脅迫、制限、侮辱、攪乱、不当威圧を行うこと」に対して、3年以下の刑を科すことができる。
チョーサンディートゥンは、そもそも違法なことは一切やっていない。アムネスティは政府に対して良心の囚人全員の釈放を要求するキャンペーンを引き続き行っていく。
アクションはひとまず終了となります。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。