第12回 死刑映画週間「国家と戦争犯罪と死刑」

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国家はどんな理屈を使ってでも、「人殺し」としての戦争を始めてします。

ウクライナ戦争は私たちに、改めてその事実を教える。

戦争犯罪を裁く必要性もあるだろうが、国家は死刑制度を通しても、「人殺し」の権限を独占している。

死刑執行の裁量権を持つ法相、法相は地味な仕事で、死刑のはんこを押した時くらいしかテレビに出られない、お金も集まらない、と嘆いた。

戦争でも死刑でも、兵士や公務員に他者の殺害を命じる立場にある者は、こんなにも無責任だ。

今回の7本の映画は、そんな人間社会の過去と現在に異議を発し、国家に万能の権限を与えてよいのかと問いかける。

第12回 死刑映画週間「国家と戦争犯罪と死刑」」

上映スケジュール

場所・期間・料金

  • 場所:渋谷ユーロスペース(渋谷区円山町1-5)
  • 上映期間:2023年2月11日(土)〜2月17日(金)
  • 前売券:5回券 4,500円/3回券 2,800円/1回券 1,000円
    一般1,500円、大学・専門学生1,300円、シニア1,100円ほか

上映作品/監督/制作年/語る人

  • 『白い牛のバラッド』/ベタシュ・サナイハ マリヤム・モガッダム/2020/村山木乃実
  • 『海と毒薬』/熊井啓/1986/伊藤真美
  • 『愛は降る星のかなたに』/齋藤 武市/1956/太田昌国
  • 『悪は存在せず』/モハマド・ラスロフ/2020/中村菜穂
  • 『チェチェンへようこそ-ゲイの粛清』/デイヴィッド・フランス/2016/石川大我
  • 『抗い―記録映画作家 林えいだい』/西嶋真司/2020/西嶋真司
  • 『顔のないヒトラーたち』/ジュリオ・リッチャレッリ/2014/柳原伸洋

※上映時間などの詳細はチラシをご覧ください。

アムネスティ・インターナショナルの取り組み

私たちアムネスティ・インターナショナルは、死刑を人権の問題と考えています。そして、「生きる」という最も基本的な人間の権利を根本から否定する刑罰が、死刑だと考えています。

アムネスティは、「死刑は生きる権利の侵害であり、究極的に残虐で非人道的かつ品位を傷つける刑罰である」として、あらゆる死刑に例外なく反対する姿勢を明確にし、死刑のない世界の実現に向け活動しています。