- 2017年1月18日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:バーレーン
- トピック:死刑廃止
1月15日、2010年以来死刑執行がなかったバーレーンで、警察官3人を殺害したとして死刑判決を受けた3人に死刑が執行された。3人の死刑は、1月9日に破棄院(上訴裁判所)で確定していた。
この6年ぶりの死刑復活は、人権の擁護を公言してきた同国にとって大きな後退となる。
死刑は、もっとも残虐で 残酷、非人道的かつ品位をおとしめる刑罰である。その上、今回の裁判は公正さに欠け、死刑囚は拷問を受けたと申し立てていた。死刑執行国に戻るのではなく、執行を即時停止し、死刑の完全廃止に取り組むべきである。
2014年、警官3人の殺害事件で10人が罪を問われていたが、9日の審理で7人の終身刑と3人の死刑が確定した。うち8人は、国籍もはく奪された。いずれも不当な審理による判決だった。
アムネスティ国際ニュース
2017年1月15日
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