- 2019年6月19日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:マリ
- トピック:
マリ中央部で6月9日、ドゴン族の村が何者かに襲撃され、住民およそ100人が殺害された。複数のメディアが報じた。
マリ中央部では1年以上にわたり、村ごと襲われ、村人の殺害や拉致、家屋の焼き討ちなど大規模な襲撃事件が発生し、社会不安をあおってきた。
直近では3月に、オゴサゴのフラニ族の村が襲撃され、死者150人以上、負傷者多数を出した。
治安当局は、あまりに人命をないがしろにした襲撃・殺害事件を早急に捜査し、各事件の容疑者を裁判にかけるべきである。
6月、国連安全保障理事会はマリの状況について協議するが、住民の保護に焦点を当てて議論すべきだ。具体的には、国連マリ多元統合安定化ミッションの任務を見直すとともに、襲撃容疑者の裁判を求め、不処罰を終わらせることだ。
アムネスティ国際ニュース
2019年6月10日
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