カメルーン:野党党首ら釈放を機に弾圧に終止符を

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2019年10月16日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:カメルーン
トピック:

軍事裁判所は10月5日、野党「カメルーン復興運動(MRC)」のモーリス·カント党首と、共に逮捕された多数の支持者の釈放を決めた。ポール·ビヤ大統領が、彼らを不起訴にすると発表したことを受けたものだった。

同じ週には、英語圏での武力衝突をめぐり拘束されていた333人の釈放もあった。

今回の大統領の対応は、反大統領派に対する長年の弾圧に終止符を打つ上で大きな一歩である。

カント党首は今年1月、昨年の大統領選数百人の支持者とともに逮捕された。カント党首らは、表現の自由の権利を行使したことによる逮捕と国内外の規定に抵触する軍事法廷での審理に強く反発していた。

ビヤ政権はさらに踏み込んで、表現や集会の自由の権利を行使して逮捕された人たち全員を釈放し、その上で人権を保障する体制づくりに着手すべきである。

アムネスティ国際ニュース
2019年10月5日

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