国連:歓迎すべき、女性性器切除を禁止する初決議

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2012年12月22日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:
トピック:女性の権利

国連総会で女性性器切除(FGM)を禁止する決議が採択された。アムネスティは、これを大いに歓迎したい。

この女性性器切除(FGM※)の反対運動に関わってきたすべての人びとにとって、大きな意味を持つ。とりわけ、このグロテスクな慣習に苦しめられてきた、全世界の少女と女性にとって、画期的だ。

この決議は、女性の性器切除を人権という枠組みの中に位置づけ、総合的な取り組みを求めている。とくに、女性のエンパワーメント、性的・生殖的健康の保護と増進、差別と暴力の悪循環の阻止などの重要性を強調している。

この採択は、国連総会では初めてであった。女性性器切除(FGM)は、毎年30カ国近くの、ほぼ300万人の少女に被害を及ぼしている。

※FGM:Female Genital Mutilationの略

アムネスティ国際配信ニュース
2012年12月20日