子どもの権利

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奪われる子どもの権利

大人と違って、子どもには護られなければいけない特有の権利があります。しかし、世界各地で子どもの権利が守られていません。

子どもは誰もが教育を受ける権利を持っています。少なくとも初等教育は、全ての人たちが無料で受けられるべきものです。

子どもに対する暴力は世界のいたるところで起こっています。死刑や失踪、残虐で非人道的な刑罰を受けるなど、さまざまな暴力をふるわれたり、軍事組織に徴兵される子どももいます。

貧困が原因で、亡くなってしまったり、安全な環境で暮らせなかったり、学校に通えない、あるいは親や近親者と離れて暮らさなければならない子どもがいます。

教育を受ける権利

すべての人に、教育を受ける権利があります。ですから、世界のどこででも初等教育は無料で受けられるようにしなければなりません。しかし、世界には、教育を受けられない子どもが多数存在します。

経済的な理由

生活費を稼がなくてはならなかったり、おとなが教育の必要性を理解していないため教育を受けさせようとしなかったりすると、子どもは機会を失ってしまいます。

もし数字が書けないと、商売や貯金は難しくなります。文字が読めないと、おとなになったときにできる仕事が限られてしまいます。それは、貧しさから抜け出せないという問題につながります。

しかし、現実問題として、教育の経済的な負担は大きな問題です。教育無償化が進んでいないところでは、進級試験にもお金が必要だったりするので、途中で諦めることも多いのです。

環境、差別や偏見など

貧困や紛争と、民族や宗教などの少数派に対する偏見は、複雑に絡み合った問題です。それらが、学校に通いづらい状況を作る場合も少なくありません。紛争地帯では、子ども兵士でなくても教育を受ける場が失われてしまいます。教育を母語で受けられない人たちもいます。学校があっても、少数民族・宗教宗派への偏見があるので通いにくいとか、さらには女の子だからという理由で学ぶ機会を失うこともあります。

子どもの教育を受ける権利とは、子どもが教育を受けられる状態を作ることでもあります。そして、将来、自分の力で幸せになる能力を身につけられることでもあるのです。

貧困が子どもに及ぼす影響

億単位の数の子どもが、搾取的あるいは非常に危険な仕事に就いたり、人身売買や買売春の犠牲になったりしています。路上で暮らす子どもは、「社会の浄化」の名のもとに拘禁されたり、暴力を受けたり、殺されることもあります。十分な医療が受けられず、助かる命も助けられないこともあります。

貧困の原因

インフラが整備されていない国では、医療施設や適切なサービスが利用できなかったり安全で清潔な水や栄養を得られなかったりすることが原因で、多くの乳幼児期の子どもが命を落としています。

企業が環境を汚染したために、地元住民が漁業や農業ができなくなり、貧困に陥る子どもたちもいます。極度に食料が不足しているなか、政治的な理由により、国際人道支援が行き届かず、慢性的な栄養失調に陥っている子どもたちもいます。

貧困や紛争から抜け出すために、別の国に逃れてきた難民がその国で十分に保護されず、子どもが貧困に苦しむこともあります。

貧困の連鎖

貧困や紛争と、民族や宗教などの少数派に対する偏見は、複雑に絡み合った問題です。それらが、学校に通いづらい状況を作る場合も少なくありません。紛争地帯では、子ども兵士でなくても教育を受ける場が失われてしまいます。教育を母語で受けられない人たちもいます。学校があっても、少数民族・宗教宗派への偏見があるので通いにくいとか、さらには女の子だからという理由で学ぶ機会を失うこともあります。

子どもの教育を受ける権利とは、子どもが教育を受けられる状態を作ることでもあります。そして、将来、自分の力で幸せになる能力を身につけられることでもあるのです。

子どもの権利条約

子どもの権利を守るために「児童の権利に関する条約」(通称、子どもの権利条約)が、1989年11月20日に国連総会で採択されました。

「子どもの権利条約」をいろいろな人が知って、
たくさんの人が守ったら、
子どもの命が守られる。
たくさんの子どもが助けられる。

子どもは、体もこころもまだまだこれから発達するので、生まれる前も生まれてからも、子どもに適した法律や、その他の方法で、守られる必要があります。

「子どもの権利条約」全文を読む

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