- 2009年5月15日
- [日本支部声明]
- 国・地域:ミャンマー(ビルマ)
- トピック:危機にある個人
3人は、今月初めに米国籍の男性がアウンサンスーチー氏の自宅に2日間滞在した事件に関連して、5月18日に裁判にかけられることになっている。
また、アウンサンスーチー氏のかかりつけの医師であるティンミョーウィン氏が、5月7日にアウンサンスーチー氏の自宅を訪問した帰りに当局に連行され、以来、その所在が行方不明となっている。
アムネスティは、アウンサンスーチー氏がここしばらく健康を害していること、刑務所内において拷問や虐待の危険があることについて、非常に憂慮している。
アムネスティ・インターナショナルは、今回の事態打開のために、日本政府が重要な役割を担っていると考える。日本政府は、アジアの一員として、長年ビルマと深い関わりを持つ国として、さらに国連の安全保障理事会の理事国として、アウンサンスーチー氏らの逮捕・起訴および拘禁についてはっきりと非難し、断固とした態度で同氏らの即時・無条件の釈放をビルマ軍政に求めなければならない。また、ASEAN加盟国が今回の事態に対して沈黙と不介入に陥らずにビルマ軍政に圧力をかけるよう、日本政府はあらゆる外交努力を行使して同加盟各国に働きかけるべきである。
ビルマ国内には現在、2100人以上の政治囚が各地の刑務所で拘禁されている。「ビルマ人権の日」にあたる2009年3月13日、ビルマ政治囚釈放のための国際署名キャンペーン「Free Burma’s Political Prisoners Now!」が始まり、現在、世界32カ国以上で展開されている。日本でも在日ビルマ人団体やアムネスティ・インターナショナル日本を含むNGOが署名活動を推進している。
アムネスティ・インターナショナル日本は、アウンサンスーチー氏らの拘禁だけでなく、2100人以上にも及ぶビルマ政治囚の即時・無条件釈放についてもビルマ軍政に求めるよう、日本政府に強く要請する。
アムネスティ日本支部声明
2009年5月15日
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