ロシア連邦:シリアへの非難決議で、ますます孤立するロシア

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2012年2月23日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:ロシア連邦
トピック:変革を求める中東・北アフリカ

シリア政府は、この11ヵ月間に5700人以上の人びとを殺害してきた。国連総会において、弾圧を続けるシリア政府を非難する決議案が、137ヵ国に支持され、採択された。これを受け、アムネスティ・インターナショナルの国連代表、ホセ・ルイス・ディアズは、次のように語った。

「今回の採決は『シリアは、無実の人びとへの残虐な弾圧を直ちに止めよ』という、国際社会の明快なメッセージです」

「シリアの行為は、人道に対する罪です。ロシアをはじめ、一握りの国が依然としてシリアを擁護していますが、今回の採決で、これらの国の孤立化は明らかです」

「アムネスティは国際社会に対し、包括的な武器禁輸とアサド大統領はじめとする、政権幹部の資産凍結、そして国際刑事裁判所への事態の付託を要求してきました。しかし、各国は協議に非常に手間取っています。この弾圧に終止符を打とうとする働きを阻む、このような停滞が続けば、何の罪もない人びとの血がますます流れることになるのです」

アムネスティ発表国際ニュース
2012年2月16日

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