- 2018年11月26日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:コロンビア
- トピック:先住民族/少数民族
チョコ県の先住民族(エンベラ族、ウーナン族、ゼヌ族)の人びとは、保護と人権尊重を求め「命を守るミンガ」※と呼ばれる運動を開始した。首都ボゴダをめざしたキャラバンが、11月11日に首都入りし、ボリバル広場に集まり、政権幹部との話し合いを要求している。
先住民族の人たちは、長い間の内戦で、暴力にさらされてきた。2年前に最大の反政府武力勢力コロンビア革命軍(FARC)と和平合意が交わされたが、最近では、FARCに次ぐ勢力の民族解放軍(ELN)などの再編に伴い、武力衝突が激化し、多数の先住民族の人たちが、先祖伝来の土地を追われている。
政府には、和平合意を履行し、生存権など先住民族の基本的権利を保障することが求められている。
ところが、全国コロンビア先住民族組織(NIOC)によると、当局に首都入りを阻止されたり、ボリバル広場に入ろうした500人が警察に行く手を阻まれたという。別のグループは、11日にボゴダ郊外で警察に進路を阻まれ、そこで一夜を明かし、翌日、市内に向かった。
表現・集会の自由の権利は、決して制限されてはならない。国と自治体は、デモや集会の権利を保障すべきだ。
政府と関係当局は、彼らのデモの権利を保障するとともに、和平合意を全面的に順守すべきである。また、先住民族の土地と権利を保護するために、早急に実効性ある措置を取るべきである。
※ミンガとは先住民族の言葉で、先住民族の人たちに対し共通の課題解決に向け行動することを広く呼びかけることをいう。
アムネスティ国際ニュース
2018年11月14日
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