アフガニスタン:米国ドローン攻撃で市民多数犠牲

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2019年9月25日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:アフガニスタン
トピック:地域紛争

報道によれば、アフガニスタン東部のナンガルハール州で9月19日、米国のドローン攻撃で多数の農民が殺害された。犠牲者数は、9人から35人と幅があり、正確な数字は分かっていない。同じ日、南部ザブール州の病院では、タリバンによる自爆攻撃があり、少なくとも20人が犠牲になった。

アフガニスタンの町が、またしても市民の血で染められた。武装勢力、アフガン政府、同国を支援する米軍の3者による紛争の矢面に立つのは、いつも罪のない市民である。

米国が、自らを「イスラム国」と呼ぶ武装グループを標的にしたはずのドローン攻撃で多数の農民に犠牲者を出したのは、民間人の人命無視に等しく、到底容認できない。

米軍は、軍事行動で民間人を巻き込まないよう最大限の措置を取るべきである。

アムネスティ国際ニュース
2019年9月19日

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