- 2020年6月29日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:ジンバブエ
- トピック:
(C)Facebook/Fadzayi Mahere
5月13日の抗議デモで、デモを率いた反政府派の民主変革運動同盟の女性リーダー3人が、拘束された。デモは、新型コロナウイルス感染対策でロックダウンの最中、貧困層への国の支援不足に抗議して行われていた。
ジョアナ・マモンベさん(ハラレ・ウエスト地区議員)、セシリア・チンビリさん(民主変革運動同盟青年議会副議長)、ネツァイ・マロバさん(青年組織次長)の3人は、治安当局らしき一団に連れ去られ、拷問を受けたと主張したが、虚偽の証言をしたとして起訴された。勾留は6月26日まで続いた。
恣意的勾留と虐待や暴行の狙いは、当局に盾突く人たちを震え上がらせることにある。表現の自由への弾圧や反政府派の取り締りが激しくなる中で、3人は、当局の格好の標的となったと言える。
当局は3人への、拉致、拷問、性的暴行に関与した者たちを処罰すべきだ。また、反政府指導者や活動家に対する脅しや嫌がらせをやめ、彼らに対する容疑を直ちに取り下げなければならない。
アムネスティ国際ニュース
2020年6月15日
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