English

  1. ホーム
  2. あなたにできること
  3. 緊急行動(Urgent Action)
  4. イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ: 刑を宣告されたパレスチナの良心の囚人

イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:
刑を宣告されたパレスチナの良心の囚人

最新情報:
2018年3月22日 (更新情報)
更新履歴:
2018年2月11日
国名:
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
対象者:
ムンサー・アミラ(男性)
期限:
2018年4月30日
配信日:
2018年3月22日
UA No:
026/2018

イスラエルの軍事法廷は3月12日、パレスチナ人の人権擁護活動家であるムンサー・アミラさん(48才)に対し、懲役6カ月、保護観察5年、罰金2,000イスラエル・シュケル(およそ581米ドル)の3つの刑を言い渡した。罪状は、抗議行動への平和的参加に関わるものだった。

ムンサー・アミラさんは3月12日、被占領西岸地区にあるオフェール軍事法廷で、6カ月間の入獄と5年間の保護観察、2,000イスラエル・シュケル(およそ581米ドル)の罰金の刑を言い渡された。13の罪状の内、4件で有罪となり、6月28日に刑期が終了する見込みだ。ムンサー・アミラさんは現在、イスラエル中部のハダリム刑務所に収監されている。

抗議行動に平和的に参加して、イスラエル軍兵士に拘束されたのは、昨年12月27日だった。抗議行動は、被占領西岸地区のベツレヘムでパレスチナの住民と活動家たちが組織した。そのデモで、活動家のアヘド・タミーミさんとナリマン・タミーミさんの釈放を要求した。ムンサー・アミラさんは元もと、5つの異なるデモに参加したことに関連して13の罪状で起訴されていた。彼は2017年11月と12月にあった4つのデモに関連して「公秩序の侵害」と「無認可の行進」への参加など4つの罪で有罪となった。

「無認可の行進に参加」などイスラエル軍令101号の罪状のいくつかは、国際基準の下では犯罪と見なされるべきではないものだ。法廷に提出されたムンサー・アミラさんに対する証拠には、「米国を非難」したり「バルフォア宣言を非難」したボードを掲げたことや、活動家のアヘード・タミーミさんの写真付きのボードを掲げたことなどが含まれていた。人や施設に向けて物を投げたり、イスラエル国境警察官に投石したという罪状もあった。

本人は否定し裁判所は棄却したこれらの罪状は、米国のトランプ大統領が、エルサレムをイスラエルの首都と認めたことに反対する昨年12月22日の抗議行動に関連している。

もっと読む

追加情報

ムンサー・アミラさんは、パレスチナ人活動家で人権擁護活動をしている。現在は大衆闘争調整委員会(PSCC)のコーディネーターを務めている。PSCCは自らをコミュニティを拠点とした抵抗運動と説明し、ストライキや平和的抗議行動、合法キャンペーンなど様ざまなやり方で大衆闘争に取り組んでいる。この団体は、法的支援やコミュニケーション、政策提言で活動する人たちに支援を提供し、被占領パレスチナ地域(OPT)における委員会や取り組みが新たに出ることを奨励している。

ムンサー・アミラさんはエルサレムの南部に位置するデイル・アバン村出身のパレスチナ難民だ。ベツレヘムに近いアイダ難民キャンプの住民で、ソーシャル・ワーカー、またアイダ・ユース・コミュニティ・センターのディレクターとして働いている。

PSCCによると、ムンサー・アミラさんは自らのキャンペーン活動や提言活動を通じて、イスラエル人入植地で影響を受けているパレスチナ農民を支援し、パレスチナで作った商品の販売促進をしているという。彼は自らの大衆闘争における非暴力の土台作りに関わっており、ベツレヘム市内でイスラエルの行動に対する平和的抗議活動を定期的に組織してきた。

逮捕された後、ベツレヘムにある「ラケルの墓」検問所近くでの5つの別べつのデモに関連して13の罪状を提示された。これらの罪状のほとんどは、平和的に政治表現をしたパレスチナ人を罰するイスラエル軍令101号によるものである。

起訴状の訴因は以下の通りである。

2017年11月1日、12月13日、12月22日、12月23日、12月27日にあったデモと「未許可の行進」に参加したことによる公序違反。2017年12月27日に兵士を妨害し、12月22日にはイスラエル軍兵士に向けて発火物と石を投げたことだ。起訴状にあるすべての罪状は、2017年12月22日のものを除いて、ムンサー・アミラさんの行進参加とその指導的役割に厳格に関連づけたものだった。

被占領パレスチナ地域の人権擁護活動家たちは、長い間、その活動の合法性を認めまいとするイスラエルの中傷や嫌がらせのキャンペーンの標的となってきた。PSCCによると、イスラエル軍はムンサー・アミラさんに活動をやめるよう圧力をかけつづけ、拘禁する3カ月前には危害や逮捕に言及して彼を脅していた。アミラさんの逮捕は、パレスチナ人の権利のための非暴力大衆闘争における活発な発言を封じることを意図したものだとPSCCは考えている。

イスラエルの軍令101号は、自由にデモをしたり意見を表明する西岸地区のパレスチナ人の権利を規制している。当該地域のイスラエル軍司令官からの認可を得ていない場合、「政治的目的または政治的と解釈されうる事柄のために」10名以上が集まることを、その軍令はすべて禁止しているのである。この軍令に違反した者はすべて最大10年の刑や重い罰金を科せられることになる。

アクションしてください。

英語、ヘブライ語、またはアラビア語でイスラエル当局する要請を盛り込んだメッセージを作り、ファックス、メール、航空書簡(全世界90円)のいずれかで、できるだけ早く送ってください。英語の要請例文が後に続きます。こちらをご利用いただいても結構です。

  • ムンサー・アミラさんは良心の囚人であり、表現の自由と平和的集会の権利を行使しただけで投獄されたので、即時無条件に彼を釈放するよう要請する。
  • 彼に対する有罪判決を取り消すことを求める。
  • 軍令101号の廃止と被占領西岸地区にいるパレスチナ人の表現と平和的集会の権利を十分尊重することを求める。

宛先
Benjamin Netanyahu 首相
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St, PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
Email:pm_eng@pmo.gov.il
書き出し: Dear Prime Minister

Commander of the IDF – West Bank 国防軍西岸地区司令官
Major-General Roni Numa GOC Central Command
Military Post 02367, Battalion 877 Israel Defence Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5741, +972 2 530 5724
書き出し: Dear Major-General Roni Numa

コピー宛先
Minister of Defence 国防相
Avigdor Lieberman
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya Tel Aviv 61909, Israel
Email:minister@mod.gov.ilpniot@mod.gov.il
Fax: +972 3 691 6940

イスラエル国大使館
〒102-0084 東京都千代田区二番町3
電話:03-3264-0911
特命全権大使:ヤッファ・ベンアリ 閣下
Her Excellency Ms. Yaffa Ben-Ari

要請例文

Benjamin Netanyahu
Office of the Prime Minister
3 Kaplan St, PO Box 187
Kiryat Ben-Gurion
Jerusalem 91950, Israel
↑ここに宛先を記入

Dear Prime Minister,
↑ここに書き出しを記入

I am writing to ask you immediately and unconditionally release Munther Amira as he is a prisoner of conscience and is imprisoned solely for exercising his human rights to freedom of expression and to peaceful assembly.

I also urge you to ensure his conviction is quashed;

Lastly I request you to rescind Military Order 101 and fully respect the right of Palestinians in the occupied West Bank to freedom of expression and peaceful assembly.

Thank you very much for your attention.

Sincerely yours,

↑ここにあなたの名前とアドレスを記入

このページをご覧になった方へのお勧め

前へ

次へ