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チリ:中絶の一部を容認 人権にとって大きな一歩

2017年8月24日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:チリ
トピック:性と生殖の権利

チリの憲法裁判所は8月21日、特定の状況での妊娠中絶の非犯罪化を支持する決定を下した。この決定は、同国の女性の人権、生命と健康の保護にとって大きな勝利である。

特定の状況とは、強かんや近親相かんによる妊娠の場合、妊婦の生命に危険が及ぶ場合、胎児が子宮外では生きられない場合の3つで、今回の決定で、これらの状況での中絶は合憲であると認められた。女性の人権の保護が、ようやく一歩、前進した。

南米はじめ世界中の女性たちは、中絶を例外なく犯罪とする、チリの厳格な法律の改正に向けて闘ってきた。この法律のために、母体の健康や生命を危険にさらす闇の中絶手段に頼らざるを得なかった女性もいた。今回の憲法裁の決定は、共に闘ってきた全世界の女性たちの勝利だ。

今後は、法が確実に改正され、すべての女性が必要とする各種の医療を受けられるようになり、性と生殖の権利が保障されるようになることを、見守っていかなければならない。

チリは、中絶を全面的に禁止する数少ない国の一つであった。同地域ではドミニカ共和国、ハイチ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、スリナムの6カ国が、いまだに全面禁止としている。

アムネスティ国際ニュース
2017年8月21日

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