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イラン:平和的デモ参加者、活動家の相次ぐ逮捕

2007年4月20日
国・地域:イラン
トピック:危機にある個人
アムネスティ・インターナショナルは、教師や生徒などが先日行った平和デモに関連して拘束されている人びとの即時かつ無条件の釈放、良心の囚人の投獄につながる全ての裁判の中止、労働組合や政治的権利を含む人権を守る活動への嫌がらせの中止をイラン当局に求めている。ゴラムホセイン・モホセニ・エジェイ情報相がイラン政府に対する「軟弱な転覆」作戦の一部であるとして女性運動や学生活動家を2007年4月10日に公に批判して以来、抗議参加者が標的となっているとアムネスティは懸念している。

教師
数十人の教師(多くが地域の教師協会や全国教師協会の一員)が、2007年3月に開始された賃上げと労働条件を要求するデモに関連して、この数週間に拘束されている。何百人もの教師が逮捕された。後に全員が釈放されたが、4月15、16日、イラン全国教員の日である5月2日に行うストライキ計画の発表後に、さらに多くの教師が全国で逮捕されている。
4月7日、ハメダン教師協会の役員全員を含む教師45人が逮捕され、後にこの協会は当局により活動が禁止された。大半はすぐに釈放されたが、少なくとも4人(姓がザレイ、ガジミ、レファヒト、ゴラミ)は拘束されているという。

4月12日、テヘランの教師アリ・サファル・モンタジャビ、モハマド・タギ・ファラヒ、マフムード・バゲリの3人が革命法廷に召喚後、エビン刑務所に収監された。4月14日にはイラン教師協会の副会長ハミド・プールボスークと週刊「教師のペン」の上級編集委員アリレザ・アクバリ・ナビとモハマド・レザ・レザイ・ゴルガニの3人が拘束されエビン刑務所に収監された。同じ日にホマヨンシャールで教師4人(モジタバ・アブタヒ、アブドルラスール・エマディ、ヌーロラ・バルホルダル、ハミド・マジリ(またはモジジ))、ケルマンでは他に3人の教師が逮捕された。4月16日には、イラン教師協会会長アリ・アクバル・バガニがテヘランのある学校の教室で3人の私服職員により拘束された。彼は2007年3月3日から28日までの間、起訴も裁判もなく拘留された。

学生
マザンダラン大学工学部の学生ビザン・サバグは、学生運動を理由に大学の懲戒委員により1学期間の停学処分を受け、2007年4月14日に大学前で治安部隊により逮捕された。約14人の学生がビザン・サバグ逮捕に抗議して座り込みデモを始めたが、同日に拘束された。サイード・ジヤアディン(ジヤ)・ナバビを除く全員が保釈金や誓書により釈放された。

女性の権利活動家
2006年6月12日の女性の平等な権利を訴える平和的デモに参加し、女性2人が4月18日に行われた裁判で懲役刑を言い渡された。ファリバ・ダウディ・モハジェルは懲役4年(執行猶予3年)、スーザン・ターマセビは懲役2年(執行猶予18ヶ月)を受けた。現在は釈放されている二人はこの判決に対し控訴する予定である。4月18日、大学生のベハレイ・ヘダヤットは「国家治安違反行為」、「2006年6月12日の違法デモ参加」、また「公共秩序の妨害」の容疑で弁護士なしで裁判を受けた。これ以前にも、大学生のアザデー・ファルガニは同じデモに関わったとして4月11日に執行猶予2年の判決を受けた。数日後に、彼女は法廷に召喚され、2007年3月4日の平和的集会との関連について尋問を受け新たに罪が科せられた。この平和的集会は2006年6月に行われたデモに関して起訴された5人の活動家の裁判に抗議するものであった。4月18日、6人の女性が法廷に出廷し、3月4日の集会について尋問された。パルビン・アルダラン、ザラ・アムジャディアン、エルナズ・アンサリ、ナスリン・アフザリ、ニルーファー・ゴルカル、マルジエ(ミノウ)・モルタジ・ランガルーディは「国家の治安を脅かす集会および共謀」、「公共秩序の妨害」、「公務命令違反」の容疑で起訴された。

2007年4月2日、「百万人署名キャンペーン」でイラン女性に差別的な法律の廃止を求める署名を集めていた最中に、女性5人が逮捕された。女性3人は1日勾留された後に釈放されたが、マブーベー・ホセイン・ザデーとナヒド・ケシャベルズはエビン刑務所に収監され2007年4月15日に保釈金により釈放された。彼女たちは「体制批判のプロパガンダによる国家治安違反行為」で起訴されたという。

2007年4月20日
AI Index: MDE 13/045/2007



 

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