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スーダン:ジョン・レノンの誕生日に、ダルフール危機訴えるニュー・アルバム『Make Some Noise』完全版をリリース

2007年10月12日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:スーダン
トピック:地域紛争
スーダンのダルフール地方で今も続く人道危機に対する認識を高めようと、アムネスティ・インターナショナルは、大成功を収めている「メイク・サム・ノイズ」プロジェクトから新曲をリリースした。

この特別アルバムは、今年6月にワーナー・ブラザーズ・レコードよりリリースされた2枚組CD(U2、グリーン・デイ、クリスティーナ・アギレラ、スノウ・パトロール、コリーヌ・ベイリー・レイなどが参加)からの全曲を収めているだけでなく、さらに、ダルフールでの暴力を止めさせるため世界中から参加したアーティストによって新たにこのプロジェクトのためにレコーディングされた未発表のプレミア作品も含まれることとなる。


●参加アーティスト:
アンジェリーク・キジョー(ベナン共和国)
フレッシュリー・クラウンド(南アフリカ共和国)
エマニュエル・ジャル(スーダン共和国の元子ども兵士)
ティナ・ディコ(デンマーク)
ロッキー・ダウニ(ガーナ共和国)
レ・トロワ・アコルド(カナダ・ケベック)
トキオ・ホテル(ドイツ)          

など 全66曲収録

参加アーティストたちは、この世界的なオンラインミュージックプロジェクトのために、ジョン・レノンの数々の名曲の中から一番のお気に入りを選び、それぞれが自分らしいバージョンにアレンジしてレコーディングしている。これら全曲のコレクションは、iTunesからデジタル版のアルバムとしてジョン・レノンの誕生日である10月9日を機にダウンロードが開始された。

今年6月に発売された2枚組アルバム「メイク・サム・ノイズ」は、全66曲のうち23曲を披露し、ダルフールでの人道危機に世界中から注目を集めるために大いに貢献した。オノ・ヨーコ氏は寛大にもレノンのソロ名義の楽曲全ての使用権と、それに関する印税全額を寄付した。このアルバムは、イタリアでゴールドディスク大賞、アイルランドでプラチナディスク大賞を達成し、すでに全世界で50万枚を売り上げている。

「『より平和な世界』というアイデアを広めようとする私の努力を、アムネスティ・インターナショナルが認めてくださって、とても光栄に思っています。アムネスティ・インターナショナルのとる方向性は、私が何十年も前に夫ジョンとともに乗り出した方向性と同じで、そういう意味では、ジョンは今も変わることなく私とともにいると感じます。」とオノ・ヨーコ氏は語った。

アムネスティ・インターナショナルには、人権に対する意識を高めるためにエンターテーメント業界と協力して取り組んできた長い歴史がある。有名な「シークレット・ポリスマンズ・ボール」(英国で、アムネスティに賛同した多くのコメディアンとミュージシャンたちが同団体の活動資金を集めるために催したチャリティイベント)や、ワールドコンサートツアー「ヒューマン・ライツ・ナウ!」(1988年の世界人権宣言40周年を記念するイベント)などもそうである。

「『メイク・サム・ノイズ』はダルフールでの人権状況に対して世界的な関心を高めるのに大いに役立ったと思います。」「このプロジェクトの成功は、音楽が世界を変えてしまえるほどの力強い影響力を持ち得るということを明らかに示しています。」アムネスティ・インターナショナルのアイリーン・カーン事務総長はそのように述べた。

アイリーン・カーンはさらに「オノ・ヨーコ氏の寛大さと、ジョン・レノンの大いなる遺産である音楽と、世界的なアーティストたちによる支援とが合わさって、ダルフールにおける筆舌に尽くせない人類の悲劇、無数の民間人が危機の真っ只中に無防備なまま放置されているということを、白日のもとにさらすことができています。」と続けた。

アムネスティ・インターナショナルは、国連の安全保障理事会によって承認された2万6千人の平和維持部隊が、2008年前半までに確実に現地に配備されるよう、世界中の政府に訴えかけ続けている。ダルフールでの人道危機は、未だに悲惨さを極めている。

このダルフール危機が始まってもう4年以上が経った。武力攻撃で殺害された約10万人を含め、殺人、飢餓、病気などによりすでに30万人の死者が出ている。

国連の推定によると、ダルフールの人口の大部分とも言える42万人が人道援助を命綱としている。その数字の中には、ダルフールの避難民キャンプでの悲惨な前途に直面している220万人や、国境を超えチャド共和国の難民キャンプに避難した23万人も含まれる。殺人、集団強制移住、強かん、飢餓は今日も止まない。

背景
アムネスティ・インターナショナルは2003年以来、スーダンのダルフール地方の民間人保護のためのキャンペーンに、世界中の会員の力と資金を注いできた。

アムネスティは2003年と2004年に、ダルフール地方での差し迫った大惨事を警告する目撃証言をいち早く提供した。また、アムネスティはダルフール情勢に対応するよう国際社会に圧力をかけ続け、継続して現地へ頻繁に調査団を派遣している。2007年に入ってからもすでに3度派遣されている。ダルフール危機に関するロビー活動やキャンペーンを行なう以外にも、平和維持部隊の配備に関する迅速なタイムテーブルをアメリカ政府が先頭に立って要求するよう、何万という署名をホワイト・ハウスに提出した。

デジタルアルバム『Make Some Noise: The Amnesty International Campaign to Save Darfur(Complete Recordings)』は、10月9日にiTunesよりダウンロードが開始された。ダウンロード販売によるすべての利益はアムネスティ・インターナショナルの人権活動のための資金となる。

AI Index: AFR 54/062/2007
2007年10月12日

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