スーダン：バシル前大統領ら　国際刑事裁判所に引き渡しへ : アムネスティ日本 AMNESTY

報道によると、スーダン当局は、同国西部ダルフールでの紛争で、戦争犯罪、人道に対する罪、ジェノサイド（集団殺害）の罪に問われているバシル前大統領ら政権幹部を国際刑事裁判所（ICC）に引き渡す方針を示した。

バシル前大統領は、紛争中に市民数十万人の虐殺、強制移転、拷問などを主導した。

ICCはバシル前大統領らを戦争犯罪などの罪で指名手配したが、この10年、彼らは逃げ続けてきた。引き渡しが実現すれば、犠牲者とその家族に対する正義への大きな一歩となる。

現政権は、一刻も早くバシル前大統領や時の政権幹部をICCに引き渡し、バシル政権時代の不処罰の歴史に幕を閉じるべきである。

アムネスティ国際ニュース
2020年2月11日

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