- 2017年4月18日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:米国
- トピック:死刑廃止
アーカンソー州の判事は、処刑が予定されていた6人の死刑執行を、一時的に停止した。執行に使用される予定だった薬物のメーカーが、致死注射用に作られた薬物ではないと、異議を申し立てたためだ。
同州は今月8人の死刑執行を予定していたが、残りの2人についても、州最高裁の判事はすでに停止措置をとっている。短期間で多くの死刑を執行しようとしたのには、執行用薬物が今月いっぱいで入手できなくなるという事情があった。
米国の人びとは、一連の死刑執行計画に対して非難の声を上げていた。判事の執行停止判断には安堵したが、アムネスティではハッチンソン知事に対して、行政権限で恒久的な執行停止を行うよう、引き続き求めていく。この残酷で非人道的な刑罰が完全に廃止されるまで、私たちは闘いをやめない。
アムネスティ国際ニュース
2017年4月14日
関連ニュースリリース
- 2022年11月 7日 [国際事務局発表ニュース]
米国:ハイチ人庇護希望者をグアンタナモに収容してはならない - 2022年9月27日 [国際事務局発表ニュース]
米国:ハイチ難民を暴力的に排除 根強い黒人差別 - 2022年8月 5日 [国際事務局発表ニュース]
米国:ブラック・ライブズ・マター運動の監視情報 裁判所が開示命令 - 2022年6月29日 [国際事務局発表ニュース]
米国:最高裁 中絶の権利を認めた判断を半世紀ぶりに覆す - 2022年6月 2日 [国際事務局発表ニュース]
米国:中南米からの移民・難民を排除する移民政策