- 2018年2月 8日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:中国
- トピック:
香港終審法院は2月6日、民主化運動の学生リーダー3人が「違法集会への参加」などの罪で下された実刑判決を覆した。
3人は、ジョシュア・ウォン(黄之鋒)さん、アレックス・チョウ(周永康)さん、ネイサン・ロー(羅冠聡)さんで、2014年の「雨傘運動」の引き金となった集会で中心的な役割を果たしていた。
3人は、一審では実刑を免れたが、昨年8月の控訴審で、6カ月から8カ月の禁錮刑が言い渡された。最終法院は、控訴審の判決を覆し、一審と同様に執行猶予を認めた。
民主化を求める人たちへの弾圧は、香港における集会や表現の自由の権利を大きく後退させてきた。
終審法院の判決を機に、彼らに対するいかなる政治的な起訴も、破棄されるべきである。
アムネスティ国際ニュース
2018年2月6日
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