- 2018年5月 7日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ
- トピック:
イスラエル政府が高等裁判所に対して、「エリトリア人とスーダン人の庇護希望者を第三国へ強制的に移送することを停止する」と宣言した。
アムネスティは、この政府の対応を歓迎するが、依然として重大な懸念が残る。
エリトリア人とスーダン人の庇護希望者たちの国外退去は続いている。政府は「自発的」と説明するが、退去への同意は強要されたものであり、実質は強制に等しい。重大な人権侵害を受ける可能性が高い国、あるいは難民が保護されない国への移送はしない、という国際的義務をイスラエルは負っている。
アムネスティは、庇護希望者の国外退去についてこれからもイスラエルを注視していきたい。
アムネスティ国際ニュース
2018年4月24日
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