コンゴ民主共和国:囚人釈放 人権回復へ一歩

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2019年3月23日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:コンゴ民主共和国
トピック:

2015年から2018年にかけて、政治的に発言したり抗議行動に参加したりというだけで不当に投獄された人たちなどおよそ700人が、大統領恩赦で釈放された。エティエンヌ・チセケディ大統領の決断は、同国の人権回復への重要な一歩であり、賞賛に値する。直ちに、恣意的に収監されていた人たちを釈放するべきだ。

チセケディ大統領はこの1月24日に就任し、在任100日以内に人権活動家らを釈放すると公約した。大統領は今回、公約を実行したわけだが、さらに踏み込み、誰も単に意見を述べたり、人権を行使したりするだけで逮捕・拘束・起訴されることがないことを国として保障すべきである。

悲惨な人権状況を改善する上でやるべきことは、山積みだ。人権を侵害した加害者の責任を問うこと、また犠牲者に正当な補償をすることなども、避けては通れない。

アムネスティの事務総長クミ・ナイドゥは先月、チセケディ大統領に書簡を送り、人権状況の改善に向け早急な取り組みを求め、在任100日以内になすべき、短期的状況打開への10の実行項目案を提言した。

アムネスティ国際ニュース
2019年3月14日

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