コンゴ民主共和国:政府と国連部隊は市民を襲撃から守れ

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2019年12月 3日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:コンゴ民主共和国
トピック:

コンゴ民主共和国東部でこの2週間、少なくとも市民70人が武装グループに殺害された。

過去5年間では、東部都市ベニだけでも、2,000人以上が、武装勢力による強奪、拉致、強かんの末に殺された。

数日前から、住民を武装勢力から保護しない治安当局への不満が爆発し、各地で抗議デモが相次いでいる。一方、治安部隊は、抗議デモを過剰な力で鎮圧し、死者1人を出した。

市民が日々、身の危険にさらされ、命を落としているにもかかわらず、治安当局とベニに駐留する国連平和維持部隊は、何の手立ても講じない。呆れ果てるばかりである。

治安部隊と国連部隊は、ベニをはじめとした各地の住民の保護義務を担っているが、現在のところ、その機能をまったく果たしていない。

両機関は、本来の任務を遂行し、武装勢力による襲撃・殺害に歯止めをかけなければならない。

アムネスティ国際ニュース
2019年11月25日

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