バングラデシュ:デモ中の死で元警察官に死刑判決

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2026年4月14日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:バングラデシュ
トピック:死刑廃止

2024年7月の学生主導の抗議活動中に起きたアブ・サイードさんの殺害をめぐり、バングラデシュ国際犯罪法廷(ICT)が本日、元警察官2人に死刑判決を下した。

アブ・サイードさんをはじめ、2024年7月の抗議活動中に警察の暴力で多くの人が犠牲となったことは、責任を追及すべきだ。しかし死刑は、どの法廷においても容認してはならない。死刑は極度に残虐で非人道的で品位を傷つける刑罰であり、ICTがこれを適用し続けることは、バングラデシュに公正で永続的な和解をもたらすための取り組みを損なうものだ。

過去、アムネスティなどの人権団体は、ICTが多くの事例において公正な裁判および適正手続きの国際基準を遵守していないことに対し、深刻な懸念を表明してきた。ICTが行ういかなる手続きにおいても、厳格に公平で透明性のある司法手続きが求められる。

アムネスティは、バングラデシュ当局に対し、死刑の完全廃止を視野に、死刑執行の一時停止を導入するよう強く求める。

背景情報

ICTは4月10日、2024年7月の学生主導の民衆蜂起の際にランプールのベグム・ロケヤ大学に在籍していた学生アブ・サイードさんの殺害に関与したとして、アミール・ホセイン元副警部補とスジャン・チャンドラ・ロイ元巡査に対し死刑判決を下した。さらに、元警官28人にも懲役刑が言い渡され、そのうち3人は終身刑となった。

2024年7月、アムネスティは、アブ・サイードさんの殺害を含め、バングラデシュ当局が学生デモ参加者に対して致死性・非致死性の武器を違法に使用した証拠を確認し、極刑を用いることなく責任を追及するよう求めた。

アムネスティ・インターナショナルは、世界人権宣言に定められた生命の権利を侵害するものだと、例外なくあらゆるケースにおける死刑に反対している。

アムネスティ国際ニュース
2026年4月10日

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