- 2026年9月19日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:トルコ
- トピック:性的指向と性自認

トルコ当局は、LGBTI権利擁護団体に対する激化する弾圧を中止し、拘束された活動家を直ちに釈放するとともに、LGBTIの人びとやその支援者を標的にしたり、差別的に扱うことをやめるべきだ。
9月13日の日曜日以降、警察はLGBTI団体への家宅捜索に続き、15の県で60人以上を拘束した。少なくとも23人が勾留され、160人以上に対して刑事捜査が開始されている。LGBTI団体や活動家、ジャーナリスト、報道機関などが所有する180以上のSNSアカウントと多数のウェブサイトが遮断や制限を受けた。その中には、アムネスティ・インターナショナル・トルコのXアカウントも含まれている。
この弾圧激化は、LGBTIの権利や権利を守ろうとする人びとに対する全面的な攻撃に他ならない。「家族を守る」という虚偽の口実の下で、執拗な家宅捜索や逮捕が行われ、LGBTIの人びとが社会的に貶められている状況は、トルコでLGBTIの権利を守ることが、これまで以上に重要であることを浮き彫りにする。
数十人が逮捕されたこの大規模な弾圧は、家族の保護とは何の関係もなく、何十年にもわたる差別や脅しと闘ってきた人びとをさらに傷つけ、社会的に排除するものだ。
トルコ国内での抗議活動が広がり、国際的な非難が高まる中、トルコ当局は弾圧をさらに強化する意図を示している。14日、法務省はトルコ全81県の175人の首席検察官に対し、「公序良俗」に反し、家族、子ども、若者に有害とみなされる内容や活動に関する通達を送付した。
報道によれば同日、イズミルでは警察が平和的な抗議者に対して唐辛子スプレーを使用した。抗議者2人が拘束されたが、後に釈放された。15日の早朝には、イスタンブールのチャグラヤンにある裁判所前に集まっていた平和的な抗議者たちが、声明を発表する前に警察に包囲された。95人以上が拘束されたと報じられている。
この大規模な弾圧は、LGBTIの人びとやLGBTIの権利を擁護する人びとの権利に対する、現在進行中の広範な攻撃の一環だ。アムネスティはトルコ当局に対し、この弾圧の波を終わらせ、人権活動のみを理由に拘束されたすべての人を即時釈放し、LGBTIの権利擁護者や団体が、差別や犯罪者扱い、威嚇、報復を受けることなく権利を行使できるよう保証することを強く求めている。
すべての人は差別を受けることなく生きる権利を有しており、正当化できないこの弾圧に立ち向かうために私たちは行動を起こさなければならない。
背景情報
9月12日に行われた一斉家宅捜索は、「Ailem Güvende」(「私の家族は安全」)という名称の下で実施され、アンカラ、イスタンブール、イズミル、アイドゥン、メルシンの各地方検察庁が連携して行った。
法務省が発出した通達では、検察官に対し、苦情や通報を速やかに審査し、直ちに捜査にとりかかり、デジタル証拠を保全し、必要に応じてオンラインコンテンツの削除や閲覧制限を求めるよう指示している。
アムネスティ・トルコは9月14日、Xから電子メールを受け取り、第5651号法の第8条A項に基づきサイバーセキュリティ庁から通知された決定に従い、自分たちのXアカウントが遮断されたことを知らされた。国外からは引き続き閲覧できる。アムネスティ・トルコはXに対し、決定書の写しの提供を要請したが、まだ受け取っていないため、この措置の法的根拠を精査することができない。
9月13日、アムネスティは、トルコの人権団体ネットワークによる共同声明に名を連ね、トルコにおけるLGBTIの権利擁護活動の犯罪視を非難し、拘束されている人びとの即時無条件の釈放、ならびにLGBTIの人びと、LGBTI団体、人権活動家を標的にしたり威圧したりすることをやめるよう求めた。
9月18日(金)、アムネスティは、ブリュッセル、パリ、ロンドン、オスロ、ワシントンD.C.など、世界中の首都にあるトルコ大使館前で行われる国際的な抗議行動に参加する予定だ。
アムネスティ国際ニュース
2026年9月15日
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