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中国:人権活動家の安全のために、日本政府は強いメッセージを

2012年5月 7日
国・地域:中国
トピック:危機にある個人
外務大臣
玄葉光一郎 様

1年半以上にもわたる違法な自宅軟禁から脱出した中国の人権活動家・陳光誠氏に対し、中国政府は家族とともに米国での留学のための出国を認めることを明らかにしました。

しかし、そのことが陳氏と家族の身の安全を保証するものではなく、また、他方で陳氏について米中両国政府が協議をしている間にも、その周辺の人びとへの弾圧が続いていると報じられています。

たとえば、陳氏の脱出にかかわった何培蓉さんや脱出後に面会した胡佳さんは、いずれも一時、警察の取調べを受けていました。大使館から病院へ移動した陳氏と面会しようとした人権弁護士・江天勇氏は、警察から暴行を受けました。陳氏の兄は5月4日の時点で警察に拘束されている様子で、母親や甥の消息は依然としてわかりません。陳氏自身とその妻子についても、彼の希望通り安全に出国しまた帰国できるのか、不透明です。

このような状況にかんがみ、アムネスティ・インターナショナル日本は日本政府に対し、陳氏とその周辺の人びとの生命や身体の安全をはじめとする人権が守られるよう引き続き関心を持ち、中国や米国の政府に対して働きかけるよう、要請いたします。

アムネスティ・インターナショナル日本は、日本政府が「各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であって、かかる関心は内政干渉と捉えるべきではない」との立場に立っておられると承知しています。また中国政府との間においても、これまでに7回の「日中人権対話」を開催するなど、尽力されていると承知しています。

そのような立場をとる日本政府が、陳氏のケースについても正当な関心事項として取り上げ、中国の人権活動家の身の安全について強いメッセージを発することを要請します。

2012年5月7日
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
事務局長  若林秀樹

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