アムネスティは、2011年5月から”創立50周年キャンペーン”として、「朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)ヨドク政治囚収容所閉鎖を求めるアクション」をスタートさせました。

このキャンペーンで世界中から集まった手紙・署名の全てが、国際事務局に集約され、4月12日朝、アジア担当職員たちによってスイスの首都ベルンの同国大使館に運ばれました。

世界中からのアピール総数は165,000通。当初、金正恩氏に直に届けられる予定でしたが、入国は拒否されました。

日本からは、オンライン参加者数521名分の署名を含め、ハガキや手紙の多くは金正日総書記に、また彼の死去後は正恩氏に直に送付されました。

警官とメディアが見守る中、大使館側はアピールの受け取りを拒否。いくつもの箱に分けて詰められた手紙・署名はベルン郵便局から大使館に送付されました。

直に手渡せなかったのは残念でしたが、この報道で、北朝鮮当局は私たちの要求に耳を傾けざるを得なかったはずです。

アムネスティは、今後も北朝鮮の人権状況を注視し、要請を続けていきます。

 

アピールが届けられるシーンの動画/Yodok exists - close Yodok(英語)

アクション提出日 2012年4月12日(木)
種類 アピールハガキ/署名
働きかけ先 朝鮮民主主義人民共和国政府

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