- 2006年4月10日
- 国・地域:ネパール
- トピック:危機にある個人
政党活動家と市民活動家の逮捕および自己の政治的見解を平和的に表現したため拘留された人びとを、即時に解放するよう本日、アムネスティ・インターナショナルはネパール政府に対し強く要求した。
「平和的な反体制勢力の指導者を標的とするのは、誤りであるのみならず危険でもある」とアムネスティ・インターナショナルのアジア太平洋部長プルナ・センは語った。「正当な政治活動の範囲の制限は、暴力的対立と人権侵害のリスクを高める」。
地元メディアによると、何百人もの人びとがこの2日間で拘束された。4月8日の首都カトマンズでの大規模デモを盛り上げるため、反政府勢力が4日間の全国規模のストライキと抗議行動を今後実行すれば、拘束される人びとは増加する見込みである。政府は、カトマンズで集会全面禁止措置を発動している。
アムネスティ国際ニュース
(2006年4月6日)
ASA 31/017/2006
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