南アフリカ:ネルソン・マンデラさんが人権運動に残した大きな功績

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2013年12月 6日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:南アフリカ
トピック:

ネルソン・マンデラさん(95歳)が逝った。アムネスティ・インターナショナルは、人権擁護と推進の闘いの歴史で最も象徴的な存在であったマンデラさんに、心より哀悼の意を表する。

不公正に立ち向かった不屈のリーダーとして、マンデラさんが私たちに与えた勇気は、世界を変える大きな原動力となった。

平和、正義、そして差別の撤廃のために闘いぬいたマンデラさんの死は、南アフリカ共和国だけではなく、全世界の損失である。

同国のアパルトヘイト下で人種差別撤廃のために闘った精神力と国内のHIV・エイズの撲滅にかけた情熱は、優れた人権活動の模範であった。

マンデラさんは良心に従って拘禁された政治囚だった。特定の集団を排除することがいかにその国の社会構造を阻害するか、よく理解していた。世界中の人権運動はマンデラさんに負うところが大きい。私たちは尊敬するマンデラさんの意思を引き継いで、人権尊重の世界を目指さなければならない。

アムネスティは2006年、長年にわたり南アフリカ内外の人権侵害に声をあげてきたマンデラさんに、その功績を称え「良心の囚人賞」を贈った。

アムネスティ国際ニュース
2013年12月5日

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