- 2018年12月 9日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:ネパール
- トピック:
ネパール当局は、アムネスティ・ネパール支部の理事や会員、サポーター少なくとも30人の拘束を、即時無条件で解くべきだ。
アムネスティ・ネパール支部の会員らは、インド支部が摘発され、活動停止に追い込まれていることに抗議して、インド大使館前に集まっていた時に拘束された。
インド支部は、10月25に金融犯罪専門の捜査当局による家宅捜索を受け、複数の銀行口座が凍結された。グリーンピースのインド事務所も10月初旬に内務省の捜索を受けた。インド政府は、強引な手段で市民社会に圧力をかけ、人権擁護や環境保護という重要な社会活動を阻もうとしている。
アムネスティは世界中で、インド政府の人権弾圧をやめるように訴えている。そして今回、仲間の支援に立ち上がったアムネスティ・ネパール支部の人たちが拘束されるという事態になった。
今回、集会の自由の権利を踏みにじったことで、ネパールの人権状況も危ういことが明らかになった。
アムネスティ国際ニュース
2018年11月30日
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