- 2019年3月15日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:米国
- トピック:死刑廃止
3月13日、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム知事は、死刑執行の一時停止を命じる文書に署名した。700人以上に上る同州の死刑囚の刑執行が停止されることとなる。
これは、人権を尊重する、よりよい司法制度に向けた重要な一歩である。死刑反対の気運が高まる中、カリフォルニア州は歴史の潮流に合わせる行動に出たということだ。
大きな進展ではあるが、まだ死刑を存置する州はある。アムネスティは米国のすべての州、世界のすべての国が死刑を廃止するまで、闘い続ける。
アムネスティは、すべての死刑に例外なく反対する。死刑は、生きる権利の侵害であり、最も残虐で、非人道的な刑罰である。現在、世界で142カ国が死刑を法律上または実質的に、廃止している。
アムネスティ国際ニュース
2019年3月13日
関連ニュースリリース
- 2024年6月27日 [国際事務局発表ニュース]
米国:SNS上の中絶記事削除 情報入手の妨げ - 2023年7月 6日 [国際事務局発表ニュース]
米国:妊娠中絶を否定する最高裁判断から1年 - 2023年5月20日 [国際事務局発表ニュース]
米国:大多数の庇護希望者を危険にさらす新入管政策 - 2022年11月 7日 [国際事務局発表ニュース]
米国:ハイチ人庇護希望者をグアンタナモに収容してはならない - 2022年9月27日 [国際事務局発表ニュース]
米国:ハイチ難民を暴力的に排除 根強い黒人差別