- 2019年7月24日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:中国
- トピック:
反政府デモに参加する人たちが7月21日、地下鉄元朗駅の構内で木の棒などを持った集団に襲われ、多数が負傷した。
警察の出動が遅かったため、反政府派の人たちは、暴徒のなすがままだった。
犯人の特定が急がれる一方で、なぜ警察の対応が遅かったのか、この重大な過失の背景も明らかにされるべきだ。
警察には、主義主張に関わらず市民を暴力から守る義務がある。今回の事態を教訓に二度と同じ失策を犯してはならない。
香港は、政治的リーダーシップの欠如により、大きな対価を払っている。
林鄭月娥行政長官は、逃亡犯条例改正案の完全撤回を受け入れず、デモ参加者への暴行など繰り返される警察の失態に対する第三者による調査も拒否してきた。
アムネスティ国際ニュース
2019年7月22日
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