中国:香港 集会の自由に対する圧力強まる

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2019年9月 3日
[国際事務局発表ニュース]
国・地域:中国
トピック:

香港の民主化を求める政党「香港衆志(デモシスト)」のメンバーである黄之鋒(ジョシュア・ウォン)さんと周庭(アグネス・チョウ)さんが8月30日、一時拘束された。その前日には、香港の独立を求める政党「香港民族党」の代表、陳浩天(アンディ・チャン)さんも拘束された。

容疑は、黃之鋒さんと周庭さんが、今年6月の香港警察本部前でのデモをめぐる違法な集会と参加者の扇動、陳浩天さんは、騒動と警官襲撃だった。

3人の拘束は、表現と集会の自由の権利に対する攻撃であり、言語道断である。

この1週間、香港政府は、中国政府と同様、脅しと威圧の戦術を繰り返してきた。

岑子傑(ジミー・シャム)さんが8月29日、バットやナイフを持った暴漢に襲われるなど、民主化デモを主導する人たちが狙われ、週末の大規模デモが禁止され、代表的な活動家らが拘束された。

大規模集会が予定されている8月31日は、ちょうど5年前、中国政府が、香港行政長官選挙の民主的な実施を拒否した日であり、その後、雨傘運動が始まった。

香港政府は、政治理念に関係なく言論と集会の自由の権利を認めるべきである。

アムネスティ国際ニュース
2019年8月30日

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